結局どれが一番オススメなの?インターネット広告の種類総集編

自分のWEBサイトをたくさんの人に見てもらうために、インターネット広告を使ってみようと思っても、種類がたくさんあって、どの広告を使ったらいいか迷ってしまいますよね。その判断基準としてどの見込み客にアプローチするのかが明確になってなければなりません。その後、広告の種類を把握した方が今回の記事はより理解しやすくなります。

インターネット広告は、WEBサイトにより多くのユーザーを集客するために有効な手段ではありますが、その種類や掲載の方法によって、集客の効果は変わってきます。WEBサイトは、ただたくさんの人に見てもらうだけでは意味がありません。せっかく費用をかけて広告を掲載するのであれば、自分の運営しているサイトを見てもらいたい人に、適格にアプローチできる広告を選びたいところです。

WEBサイトに集客したいユーザーによって、効果的な広告は変わってきます。インターネット広告の種類とその特徴を知り、自分の運営するWEBサイトをPRするのに適しているインターネット広告はどの種類なのかを検討してみましょう。

その前にインターネット広告以外の効率的な集客手法は無いかを検討する必要があります。トリプルメディア戦略を上手く使うと費用対効果が最大化します。

顕在層にアプローチする「リスティング広告」

リスティング広告

GoogleやYahoo!Japanなどの検索エンジンで、キーワードを検索した際に、検索結果の画面上に表示される広告を「リスティング広告」といいます。表示される広告は、検索されたキーワードに連動するので、「検索連動型広告」とも呼ばれます。基本的には、タイトルと広告文で構成されたテキスト広告です。キーワードを検索したユーザーの画面上に表示されるので明確なニーズのある顕在層にアプローチすることができるので、ニーズの顕在層をターゲットにしたい場合には、おすすめのインターネット広告です。

リスティング広告は、検索結果の画面上に表示させただけでは広告費用が発生しません。広告をクリックされたときに初めて課金される「クリック課金型」の広告なので、WEBサイトを見てもらえていないのに、費用が発生するというリスクを背負わなくてもいいという特徴を持っています。

リスティング広告の主な媒体

Google AdWords「検索広告」

GoogleAD
Google AdWords

Googleが提供するクリック課金型の広告サービス「Google AdWords」のひとつで、「Google」をはじめとする検索パートナーサイトを使用して検索した際に、検索したキーワードに関連した広告を検索結果の画面上に表示させます。1日に何億件もの検索が発生する「Google」なら、キーワードが検索される可能性も高く、検索結果の画面上に表示することで、ニーズが発生した瞬間をとらえることができます。

Google Adwordsの広告費がどれくらいかかるのかも以下の記事で確認してくださいね!いきなり始めて広告が掲載されないことが多々あります。入札制度のGoogle Adwordsの広告は相場感を掴むことが大事です。

Yahoo! JAPAN プロモーション 広告「スポンサードサーチ」

Yahooad
Yahoo!Japanプロモーション広告

Yahoo! JAPANが提供する「Yahoo!Japanプロモーション広告」のひとつである「スポンサードサーチ」が、クリック課金型の検索連合型広告にあたります。「Yahoo!Japan」や主要提携サイトを使用して検索した際に、検索したキーワードに関連した広告を検索結果の画面上に表示させます。SEO対策をしなくても、Yahoo!Japanの検索結果の画面上部に広告を表示することができるので、ユーザーの目に留まる機会を増やすことを可能にします。

REMORA Listing

Listingクロスリスティング社

クロスリスティング社が提供するリスティング広告です。goo、OCN、BIGLOBE、@nifty、Exciteなどの人気ポータルサイトの検索結果画面に広告を表示させることができます。他社とは入札が重複しない独自枠で広告を掲載できるという特徴があります。

認知度を上げるなら「ディスプレイ広告」

リスティング広告が「検索連動型広告」と呼ばれるのに対し、「コンテンツ連動型広告」と呼ばれるのが「ディスプレイ広告」です。ニュースサイトやポータルサイトをはじめとする様々なWEBサイトにテキストや画像、動画などの形式の広告を表示させます。

ディスプレイ広告には、キーワードに関連した内容のWebページに広告を表示する「コンテンツターゲット」や、広告を掲載する媒体を指定する「プレースメントターゲット」、以前サイトを訪問しているユーザーに対して再びサイトを訪問してもらうよう誘導する「リターゲティング」などがあります。キーワードを検索していないユーザーにも、閲覧しているWEBサイト上に自然と表示されるので、積極的に検索を行なっていないユーザーや、まだニーズが明確になっていない潜在層にアプローチすることができます。自社もしくは自社のWEBサイトの認知度を上げたい場合にはおすすめの手法です。

ディスプレイ広告の掲載方法

「ディスプレイ広告」

GoogleADDSPGoogle AdWords

Googleが提供するクリック課金型の広告サービスのひとつで、GmailをはじめとするGoogleのサービスや200万以上のウェブサイトと65万種類以上のアプリにテキスト広告やバナー広告を掲載します。キーワード、ユーザー属性、リマーケティングなどの詳細なオプションを設定できるので、高い効果が期待できます。

Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)

Yahoo!広告 ディスプレイ広告Yahoo!広告 ディスプレイ広告

Yahoo! JAPANが提供する「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク」の後継となるサービスです。運用型のYahoo!広告なら、性別や年代・興味関心などに合わせて多彩な選択肢から効果的にターゲティングされます。動画再生数やコンバージョン数を増加させたいなど、利用目的に応じた広告の配信が可能です。また、広告料金はクリックされた時に発生する仕組みであるため、広告掲載のみであれば無料で利用できます。

申込完了を目指すなら「アフィリエイト広告」

成果報酬型広告とも呼ばれる「アフィリエイト広告」は、リスティング広告やディスプレイ広告のように、広告をクリックされただけでは課金されません。「申込み」「購入」「資料請求」「会員登録」など、広告主が決めた成果に到達したときに初めて広告費が発生します。広告の掲載は、各媒体と直接交渉することもできますが、「アフィリエイト・サービス・プロバイダ(ASP)」に提携する方が効率的といえます。ASPは、広告主からの委託を受け、アフィリエイトプログラムを媒体主であるアフィリエイターに提供します。アフィリエイターは、ASPから提供される広告のなかから運営するWEBサイトのテーマに合った広告を選択して、WEBサイトに掲載します。サイトの閲覧者が、その広告を経由して申込みなどの成果に到達すると、広告主からアフィリエイターに成果報酬が支払われるという仕組みになっています。

掲載期間などのコントロールはしづらいですが、成果があって初めて料金が発生するので、無駄なお金をかけることなく、成果を上げることができるインターネット広告です。

代表的なASP

A8.net

A8.net

会員数、登録サイト数ともに業界最大規模の「アフィリエイトA8.net」は、アフィリエイトマーケティング協会が行っているアフィリエイトASP満足度調査で7年連続1位を獲得している顧客満足度の高いサービスを提供しているASPです。個人サイトの掲載を多く取り扱っているので、個人サイトに広めたい場合には特におすすめです。

バリューコマースアフィリエイト

バリューコマース

延べ65万を超えるアフィリエイトサイトが登録する「バリューコマース アフィリエイト」は、アフィリエイト広告の出稿実績が6,000社を超える国内最大級のASPです。Yahooショッピング、楽天市場、Amazonなどの大手ショッピングサイトをはじめとするバリエーション豊かな広告主が参加しているところが大きな魅力です。

リンクシェア・ジャパン

リンクシェア・ジャパン

「リンクシェア・ジャパン」の提供するアフィリエイトサービスは、国内の大手物販系サイト(EC)に強みを持つ「リンクシェア」と、金融の各種サービスの申込みや会員登録(リード)に強みを持つ「TGアフィリエイト」の2種類のネットワークを提供しています。物販にも金融にも強みのあるASPです。

特定のユーザーにプッシュするなら「メール広告」

letters

電子メール(Eメール)の形式でユーザーのところに届けられる広告を「メール広告」といいます。メール広告には、テキスト形式のものと、HTML形式のものがあり、それぞれ広告をクリックすると、WEBサイトにリンクする設定になっています。HTML形式のものはメールにリッチなデザインを施すことができるので、最近ではテキスト形式よりもHTML形式が主流になりつつあります。
自社にてメールマガジンを発行しているメーリングリストがある場合には、そのメールマガジンのなかに広告を掲載することができます。自社内でのメール配信が難しい場合には、メール広告を委託できる代理店の活用を検討しましょう。

ターゲティングが正確な「ソーシャルメディア広告」

businesswoman

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、アカウントを登録する際に、プロフィール画面に年齢や性別、住んでいる地域などの個人情報の登録を求めることが多くあります。そのため、SNSの画面に広告を掲載する「ソーシャルメディア広告」を活用すると、アカウント情報に紐づいているパーソナルデータによるターゲティングか可能になるので、WEBサイトを訪問してもらいたいターゲットを細かく絞り込むことができます。SNSの種類によっては、趣味趣向を判定できるものもあるので、ターゲットとしたい層が明確になっている場合には、効果的は広告手法です。

広告を掲載できるSNS

  • Facebook
  • Twitter
  • Youtube
  • Instagram

さて、今回はインターネットの種類とその特徴についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
一言でインターネット広告といっても、様々な種類があり、広告を掲載する目的や、どのようなユーザー層に広告をみてもらいたいかによって、効果を発揮する広告は違ってきます。

まずは、広告の目的とターゲットを明確にしてみましょう。そうすることで、その目標を達成するのに適したインターネット広告の種類が見えてきますよ!

オススメのインターネット広告はこれ!

  • ニーズが顕在化している人にアプローチするなら「リスティング広告」
  • サイトの認知度を上げ、潜在ニーズを呼び起こしたいなら「ディスプレイ広告」
  • 申込みや購入といった具体的な成果を求めるなら「アフィリエイト広告」
  • 既存顧客など特定のユーザーに有益な情報を提供するなら「メール広告」
  • ターゲットの絞り込みを正確に行いたいなら「ソーシャルメディア広告」

インターネット広告は、目に触れる機会が多いため、効果的と思われがちですが、むやみに広告を掲載しても、クリックしてもらえなければ意味がありません。さらに言えば、クリックしてサイトを訪問してもらっても、ユーザーが必要としている情報を提供できていなければ、本来の目的は達成することができません。せっかく費用をかけて掲載するのであれば、情報を提供する側と情報を閲覧する側のミスマッチをなくし、WEBサイトに訪問した人に閲覧してよかったと思ってもらえる情報を提供していきましょう。

 

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