コンテンツマーケティングにおけるネタを多く考えるには、様々なツールを利用すると効果的です。
Webメディア担当者の多くは「ブログコンテンツのネタが思いつかない」という問題を抱えています。
「SEOキーワードや思い当たるネタでコンテンツを作成してきたものの、これ以上ネタが思い浮かばない。でも公開期限は待ってくれない。」と焦るばかり。
短時間で高品質なネタを作成することができれば、アクセス解析などによる改善に力を入れることができます。
本記事では今すぐ使えるネタを量産するための7つの方法をお伝えします。
目次
コンテンツマーケティングでネタを量産する7つの方法
ネタ作りに行き詰ったとき、次の7つのテクニックを使えば簡単にネタを量産することができます。
オンライン/オフライン、一人/集団とさまざまなやり方があるので、自分に合った方法でネタ作りに活かしてください。
関連キーワード
「関連キーワード」とはある単語を検索するときに、一緒に検索される単語のことを指します。
取り扱う商品やサービス、業界に対する関連キーワードを調べることで、顧客が「その商品についての何の情報を求めているのか」「どういう状況でサービスを利用しているのか」を知ることができます。
関連キーワードをネタにすることで、顧客のニーズに沿ったコンテンツになります。
関連キーワードはオートコンプリート(サジェスト)機能や、検索結果ページの下にある「○○○に関連する検索キーワード」で確認することができます。
検索画面で表示される関連キーワードは10個ですが、ツールを使うことで大量の関連キーワードを確認することができます。
関連キーワードの数はネタの数に直結するので、ツールを活用し、多くの関連キーワードを取得することが重要です。
関連キーワード取得ツール
関連キーワード取得ツールはGoogle・教えて!goo・Yahoo!知恵袋から関連キーワードを一括取得することができます。
検索結果が五十音順・アルファベット順に並べられており、重複を削除した状態で一括コピーできるので、検索結果を吐き出して精査するのに便利です。
Keyword Tool
Keyword Toolは、Google・Youtube・Bing・Amazon・eBay・Play Store・Instagram・Twitterから関連キーワードを取得することができます。
検索エンジンだけでなく、InstagramやTwitterなどSNSからも関連キーワードを取得できる点が特徴です。
goodkeyword
goodkeywordはGoogle・Bing・Yahoo!JAPANから関連キーワードを取得することができます。
検索結果画面で、関連キーワードと関連キーワードの検索ボリュームの変化を同時に確認できるので、キーワードに対する関心度の傾向を見ることもできます。
トレンド
自社の商品・サービスに関連するニュースや話題など、トレンドをネタに取り入れることで新鮮さのあるコンテンツを作ることができます。
Google Trends
Google Trends(グーグルトレンド)は、ある単語がGoogleでどれだけ検索されているかという人気度の推移を確認することができます。
該当キーワードの関連トピックや関連キーワードが表示されるだけでなく、それぞれの関連トピック・関連キーワードの検索頻度の増加も確認することができます。
自社の商品・サービスや業界に関する検索が急激増加している場合は、原因となるトピックをネタにコンテンツを作成することで検索流入の増加が期待できます。
Twitterトレンド
TwitterトレンドはTwitterのホーム画面右側に表示されています。Twitterで話題に上がっているキーワードをリアルタイムに確認することができます。
Twitterのトレンドはテレビ番組やネットニュースでも取り上げられることが多いため、トレンドをネタにしたコンテンツは普段リーチできない層へのアプローチが期待できます。
キュレーションメディア
ネタ作りには日々触れる情報にアンテナを立てることが重要ですが、ネット上には毎日大量の情報があふれていて、すべてを確認するには時間が足りません。
そこで、スマートニュースやグノシー、Antena、NewsPicksなどのキューレーションメディアを活用して、設定したジャンルのニュースを幅広く確認することでネタを探す方法があります。
また、キュレーションメディア自体も話題性やニーズを考慮してつくられているため、「顧客が求めている情報」をネタにすることができます。
Q&Aサイト
「Yahoo!知恵袋」や「発言小町」などのQ&Aサイトには、リアルな悩みが数多く掲載されています。
自社のターゲットに近い人の悩みを調べ、悩みに対する解決方法をネタにコンテンツを作成することができます。
悩みに対する解決方法は、顧客が求める「役立つ情報」なので、SEO対策としての効果も期待できます。
マインドマップ
マインドマップとは、一つの単語に対して連想する単語や考えを枝分かれするように書き出していく方法です。
取り扱っている商品やサービスに関わる単語を中心に置き、連想できるものを広げていくと記事のネタを探しやすくなります。
例えば、個人事業主向けのクラウド型会計サービスを提供する企業の記事の場合は、中心に「個人事業主」を置きます。
そこから、「仕事の取り方」「プロフィールの書き方」「名刺の作り方」「会計業務」「スケジュールの立て方」「経費の範囲はどこまで」など、イメージをつなげていきます。
広がったイメージの中からコンテンツにするネタを見つけたり、その中の一つをさらに深堀していくことでネタを量産することができます。
関連キーワードやトレンド、キュレーションメディア、Q&Aサイト、マインドマップを作ることで、自分一人でもネタを量産することができます。
自分一人でのネタ作りに限界を感じたり、偏りを感じたときは、第三者の力を借りると新たな発想を生むことができます。
ブレインストーミング
ブレインストーミングは集団でのアイディア出しに使われるフレームワークです。集団で行うことで、一人では生まれない発想の連鎖や誘発が期待できます。
ブレインストーミングでは4つのルールを守ることが重要です。
- 他人のアイディアを批判しない
- 自由に発言する
- 質よりも量
- 他人のアイディアに便乗する
1つのアイディアを1つの付箋に書き、付箋をホワイトボードや模造紙などに貼り付けていきます。
大量に書き出したアイディアの中から、コンテンツのネタを見つけることができます。
インタビュー
事実やアドバイスなどのコンテンツも顧客にとって役立つ情報ですが、実際に利用する人の「生の声」や「専門家目線の意見」など、第三者目線でのコンテンツも顧客に喜ばれる情報の一つです。
同じ商品・サービスの利用者であっても、使う人が変われば購入背景や利用用途が変わることもあります。
つまり、お客様・専門家の数だけコンテンツを作ることができます。
アクセスアップが狙えるコンテンツの特徴
必死に作ったコンテンツだからこそ、多くの人に見てもらいたいと多くのサイト運営者は考えます。
アクセスが多い=バズる記事には「社会的欲求」「承認欲求」のどちらかが満たされるという共通点があります。
「自分が顧客だったらどんな情報を知りたいか」だけでなく、「自分が顧客だったらどんな情報ならシェアしたいと思うか」の視点でコンテンツを作成することで、アクセスアップを狙うことができます。
バズる記事の作り方や事例の詳細は「バズる記事の作り方|シェアしたくなる5つの心理を満たそう」を参考にしてください。
思いついたネタを無駄にしないためにしっかり管理をする
関連キーワードやトレンド、ブレインストーミングなどを活用して量産したネタを一つも無駄にしないためには、どのネタを使ってコンテンツを作ったか管理することが重要です。
せっかく作ったコンテンツが実は半年前に公開した記事と内容がかぶっていて、努力が水の泡となってしまうことは避けたいですよね。
特にチームでWebメディアを運営している場合は、別の人が担当したコンテンツについても把握しなければなりません。
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