ネット集客の全体像と成功のコツ9つ

ネット集客とは、

  • ホームページ
  • メールマガジン
  • ブログ
  • SNS
  • インターネット広告

などに集まったユーザーに対して自社のサービスを宣伝する集客手法です。

ホームページ集客を支援するサービス

ネット集客の全体像。検索エンジン、広告(Web・紙媒体やプレスリリース)、SNSのいずれかを活用することが一般的。

【ネット集客のメリット】

  • 無料で利用できるサービスが多いため、かかるコストが少ない
  • 即時性があるため、対象のユーザーに素早くアプローチしやすい
  • 双方向性があるため、媒体間の連携が取りやすく拡散しやすい
  • ターゲットがインターネット利用者のため、多くのユーザーにリーチしやすい
  • 質の高いコンテンツを作ることで、媒体の価値を高めて自社の資産にしやすい
  • ユーザーの属性や興味など、細かい情報を測定し効果の高い方法を分析しやすい

アクセス解析ツールを利用して自社が集めたデータを分析することで、成果を出しやすいものと成果につながりにくいものを判別できます。結果、自社で集めたデータを活用し媒体を伸ばすことでサービスや商品の知名度を上げて売上アップしやすくすることが可能です。

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【ネット集客のデメリット】

  • ネット集客を活用する業者・ライバルが多いため、競合してしまう
  • ネット集客における専門的な知識を習得するために、時間がかかってしまう

現在自社の集客にお悩みの場合は、中小企業が今すぐネット集客に取り組むべき理由をご参考ください。

ネット集客を成功させる9つの具体的施策

問い合わせページ(ランディングページ)の整備

ホームページを依頼する際の最優先事項は「問い合わせ数の最大化」です。ネット集客に特化したホームページは問い合わせページ(ランディングページ)を主軸にサイト構成を行います。

ランディングページとは、申し込みや問い合わせなどの行動を起こしてもらうことに特化した1ページを指します。余計なリンクは一切無いことが特徴です。

ランディングページは、ファーストビューが大切です。ファーストビューとは、ユーザーがサイトにアクセスしたときに最初に目にする画面のことです。アクセスしたユーザーがランディングページを読み進めるか離脱してしまうか決まるほど重要なポイントです。

まずは自社のランディングページにおいてどの部分がファーストビューになるのか。そしてファーストビューにどんな情報を載せるのかをはっきりさせましょう。

サービス案内ページの整備

サービス案内ページは、画像よりも写真を多く乗せながら自社のキャッチコピーと整合性のあるものを採用しましょう。また、威厳付けできる要素をファーストビューに載せることをおすすめします。

例えば、

  • お客さまの満足度95%
  • 〇〇部門ランキング第1位
  • 〇〇業50年の実績

など、ユーザーが商品に期待する内容を入れることで商品の興味を引き付けることが可能です。

ホームページにお客様の事例を掲載する

お客様の事例を取り入れることで、自社のサイトに信頼度の高いレビューを載せることができます。信頼度の高いレビューは、ユーザーが商品を買う決めとなる要素を引き出して購入してもらいやすくすることが可能です。

SEO対策キーワードを決める

方向性が決まっているメディアは、コンテンツに統一感がありSEOの評価にも影響します。SEO対策のキーワードをはっきりさせることで、メディアの方向性を決めることが可能です。

ブログコンテンツを作成する

自社のホームページにブログを作り、ユーザーに商品の興味を持ってもらいやすくします。コンテンツは、狙ったユーザーに伝わるように届けることを心掛けましょう。

また、専門知識を噛み砕いて説明したり、ユーザーが頭を使わずに読める文章にしたりすることで、「これってどういう意味だろう?」という不満を抱えることが原因で離脱してしまう可能性を低くすることが可能です。

Facebook,Twitter,Instagramのフォロワーを集める

Facebook,Twitter,Instagramなど、拡散性の高い媒体を利用することで、自社における製品の知名度を上げやすくします。情報発信において、狙ったターゲットが

  • どのような情報を求めているか
  • なにに価値を感じるか
  • 感情を動かされるような内容はなにか

を分析しながら発信する必要があります。

例えば、専門性があり信用できる内容をつぶやくことで、自社へ興味を持ってもらいやすくすることが可能です。また、ハッシュタグをつけてユーザーが検索しやすいように工夫したり投稿する内容の分野を統一したりすることで質の高いフォロワーを獲得しやすくなります。

LINE@かメールマガジンを利用する

LINE@やメールマガジンなどユーザーに直接アプローチすることで広告費を安くすることが可能です。

例えば、LINE@を配信する場合。自社の商品のクーポンや限定情報を配信することで、ユーザーにとってどんなメリットがあるかを、広告費を使わずアプローチしやすくします。

有料広告でアクセスを集める

バナー広告やリスティング広告など、さまざまの媒体で有料の広告を配信することで新規ユーザーを獲得しやすくします。また、広告の反応を記録しておくことで、どの広告がどれほどの利益につながっているのかを洗い出すことが可能です。

PDCAを回し、コンバージョン率を高めて更に広告費を投入する

有料広告を配信した後に自社で集めたデータの分析結果から、ネット集客において今後どんな工夫をしたらいいのかを洗い出します。また、広告の効果が高いものに多くの広告費を使うことで、より効率的に自社の製品を訴求することが可能です。

ネット集客を成功に導く9つのコツ

見込み客が依頼できる問い合わせページを改善し続ける

問い合わせページやランディングページの改善を行うことで、アクセス数はそのままで売上につながる集客が可能です。

問い合わせページの成約率(申し込み数/アクセス数)は

  • 文章
  • レイアウト(スマートフォンでの見え方をメインにチェック)
  • 写真
  • 問い合わせフォーム
  • ページ表示速度

の5つのポイントに注目して改善を行います。

SNSフォロワーを集める

【力を入れたいSNS】

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • YouTube

SNSにおけるフォロワーを増やすことで、商品を拡散しやすくすることができます。またSNSは商品のファンだけでなく、その友人にまでアプローチすることが可能です。

2017年SNS利用状況

2017年SNS利用状況

ネットの情報とはいえ、自らネットで見つけた商品と友人が拡散した商品では信頼度の高さが違います。そのため、商品を買う見込みの高いユーザーに簡単にアプローチすることができます。

PDFテキストなど、無料で提供できる価値をプレゼントする

ファンを作るために、「タダで貰っていいの?」とユーザーが声を挙げてしまいそうな無料プレゼントの実施を行いましょう。自社のノウハウを無料で提供するPDFやカタログは費用がかかりません。

例えば、自社独自で開発・分析したデータがある場合。ユーザーにメールアドレスを登録してもらう代わりに無料でPDFデータを提供します。その結果、メルマガを配信して再びユーザーにアプローチすることが可能です。

ユーザーに無料で何かを提供することで、自社からのアプローチができる環境をつくりましょう。

ネットで完結せずに、対面に持ち込む

ネットから商品を買ったユーザーとは、実際に会える環境をつくることが大切です。ネットの情報だけを頼りにするよりも実際に会って情報を聞く方が自社に対する信頼度は上がり、ファンになる可能性が高くなります。

SEO対策でブログに見込み客を集める

ユーザーは問題点や悩み事がある場合にネット検索をします。その際に、的確な情報を提供することができるとサイトに再び訪問してもらいやすくなります。

例えば、ユーザーが検索するキーワードをタイトルや見出しに入れたり、求められる情報を網羅してサイトに滞在する時間を長くすることでSEO対策できます。SEO対策に取り組むことでブログに見込み客を集めて自社の売上アップを図ります。

LINE@やメールマガジンで教育する

LINE@やメールマガジンの登録をしてもらうことで、自社からアプローチすることができます。

例えば、新商品の訴求をする場合。自社の商品を買った履歴があるユーザーに、新商品と他の商品の違いを訴求することで商品を買ってもらいやすくすることが可能です。ユーザーに自社の情報を定期的に流すことで、最新の情報を確実に届けることができます。

信頼を勝ち取るために、人間味を出す

ネット越しとはいえ、商品を買うユーザーは人間です。信頼できないメディアでは商品を買いません。そこで、メディアに自身のプロフィールを入れることをおすすめします。プロフィールがあると、誰が運営しているのかがわかるのでユーザーの信頼度を高めやすくすることができます。その結果、成約率の改善に繋げることが可能です。

コピーライティングスキルでリストを集める

ネット集客にはコピーライティングのスキルがあると、集客をスムーズに進めることができます。コピーライティングとは、人の行動をかき立て、心理的アプローチに特化した文章のことです。

商品によってアプローチに効果的な文章が違います。まずは自社における商品のターゲットを明確にし、コピーライティングのリストを作って理想的なアプローチができるようにすることをおすすめします。

販売したい商品のベネフィットをアピールする

ユーザーに販売したい商品のベネフィットを伝えましょう。ベネフィットとは、メリットやデメリットとは違い、ユーザーが商品から得ることができる効果のことです。

例えば、コップを販売するとします。商品のメリットが「もちやすい」「飲み物の温度が変わらない」の場合。ベネフィットは、「手が滑ってこぼれる心配がない」「温かいコーヒーがいつでも飲める」になります。

ユーザーが商品を買うことで得られる効果を想像できるように訴求することで商品を買ってもらいやすくすることが可能です。

参考:ベネフィットとは

ネット集客を自動化させる全体像で取り組むべき施策を減らす

一般的なWEBマーケティングファネル

ネット集客において、ユーザーが商品を購入するまでの過程をご存知でしょうか。

例えば、ダイエットサプリのネット広告に興味を持ちクリックした場合。商品の詳細を理解したあとに「他にはどんな商品があるのだろう?」と感じて、検索エンジンからダイエットサプリを検索します。

検索して他の商品と見比べ、広告でクリックした商品のコスパが良いため買うことを決めます。商品が届き、実際にダイエットサプリを利用した結果、商品の効果が高いことを実感します。

その後、ユーザーは商品を買ったサイトからのメルマガで、商品が期間限定で価格が20%下がっていることを知ります。実際に効果があったため商品をリピートを検討したところ、レビューを書くことでさらに10%割引で購入できることを知ります。

結果、ダイエットサプリの効果が高いことをレビューに書き、商品を再び購入しました。つまり、1人のユーザーをファンにすることで自社の商品を買ってもらいやすくすることが可能です。

ネット集客では、以下の図のような目的に沿ってユーザーにアプローチします。

  1. SNSなどのバナー広告により自社の商品に関する興味を持たせる
  2. キーワード検索で商品の必要性を認識する
  3. カタログを提供して商品の詳細を比較する
  4. メルマガでユーザーにアプローチする
  5. 実際に商品を購入してもらう
  6. ファンを作りリピートしてもらう
  7. 商品のレビューを書いてもらい拡散する

の手順で新規ユーザーを獲得しやすくすることが可能です。

参考記事:マーケティングファネルとは

ネット集客はコツをつかめば簡単に実践できる

ネット集客を始める前は、どんなことから手を付けていいのかわからないと感じる人がほとんど。しかし実際には、ちょっとしたコツをつかむことで簡単に取り組むことができます。まずは、自社の商品に置いてどんな媒体でユーザーにアプローチするべきかを洗い出すところから始めることをおすすめします。

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メディファンド編集部

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