「広告やSNSの流入が増えたほうがSEOに有利」という噂は本当なのでしょうか?

SEO対策として「アクセス数を増やすこと」がよく言われますが、アクセス数が増えても単純にSEO効果があるわけではありません。
なぜなら、訪問したユーザーがすぐに離脱すれば、Googleは「ユーザーが読まなかった記事」と判断するからです。Googleの検索エンジンは日々進化しているため、SEOやアクセス数についてなど正確に理解することで、検索エンジンに対応したSEO対策ができるようになります。

自然検索流入以外からのアクセス数を増やすことはSEOにどのような影響があるのか

一時的でもいいので、検索順位を上げたいページへのアクセスを増やすことがSEOに効果的かどうかは、半分正解で半分間違いです。

一時的なアクセス数増加は検索順位があがるまでの時間短縮につながる

Googleはページの評価をする際、ユーザー行動を一つの評価軸にしています。もし、コンテンツの質が高く、ユーザーの目的を達成しやすいページだった場合、ユーザーが満足したというデータが蓄積され、ページの評価として反映されます。一方、ページが検索キーワードの検索ニーズとマッチしにくいページ内容だった場合、検索順位を上げるためには悪影響という場合もあります。

ページの評価がされるまでの時間が短縮されることにより、「アクセス数の増加はSEOに効果がある」という噂が流れているようです。

アクセス数が増えるということは被リンク獲得の可能性が高まる

SEOを実施するための有効施策として、被リンクを獲得するという方法があります。ユーザーの目に触れる可能性が高いページは自ずと被リンクを獲得する可能性を高め、結果的にアクセス数を増やすことはSEO上有利に働くこともあります。

アクセス数は必ずしもSEO効果があるわけではない

アクセス数を増やすことは必ずしもSEO効果があるとは言えません。アクセス数が大きくても、ユーザーの離脱率が高かったり訪問時間があまりにも短かったりすれば、Googleに「ユーザーが読まなかった記事」だと認識されてしまうためです。もちろん、少ないよりは多い方が有利であることは間違いないでしょう。しかし、アクセス数だけを増やしても、大きなSEO効果はあまり期待できません。ユーザーが記事を読み、満足するようなコンテンツ作りが必要になります。つまり、最近のSEOではユーザーを獲得するだけでなく、ユーザーのページ訪問後の動きも非常に大切なのです。直帰率を下げたり、複数のページを読ませたりすることが必要になってきます。

そもそもアクセス数とは?PV数やセッション数との違い

アクセス数の表現でよく用いられる言葉

  •   訪問者数:ウェブページを閲覧したユーザーの数
  •   アクセス数:訪問者数とほぼ同じ意味(詳しくは後ほど)
  •   セッション数:一定時間内にユーザーが行った操作の数
  •   PV(ページビュー)数:訪問者が閲覧したページの数

訪問者数とアクセス数の違いは、主に時間によるものです。例えば1人の訪問者がウェブページを訪問した場合、訪問者数は1人になります。訪問者が一旦、離脱した後30分以内にウェブページに戻った場合のアクセス数も1とカウントされます。しかし、もしその一人が一度ウェブページを訪問し、何時間も空けてから再度訪問した場合、アクセス数は2とカウントされます。セッション数も同様です。そのため最近では、前者の訪問者数を表す数値として「ユニークユーザー数」という言葉が使われることもあります。ユニークユーザー数はウェブページを訪問した、純粋な人数を表しています。
アクセス数や訪問者数が「何人」訪問したのかを表すのに対し、PV(ページビュー)数は「何ページ」訪問・閲覧されたかを表します。

アクセス数やPV数を増やすSEO対策

アクセス数を増やす方法は2つあります。コンテンツSEOとSNSによる認知拡大です。コンテンツSEOとは、ユーザーが満足するような良質のコンテンツを作ることで上位表示を狙う手法のことです。コンテンツSEOだけでも検索からの流入が見込めるのですが、現代では加えてSNSからの流入も欠かせません。SNSの利用率が年々高まっているためです。どちらか一方だけでよいということではなく、両方をうまく戦略的に組み合わせることが重要です。

ユーザーに読まれる記事(コンテンツ)を作り上位表示を狙う

アクセス数を増やす1つ目の方法は、ユーザーにとって有益なコンテンツを作ることです。コンテンツSEOともいわれます。検索されたときに上位に表示される、典型的なSEOです。しかし、ただページを訪問してもらうだけではなく、訪問した後ユーザーに満足してもらう必要があります。そのためには以下のことを練ることが大切です。

良質なコンテンツ作りに必要なもの

  • 検索意図を組んだ内容になっているか
  • ユーザーが知りたい情報は最初にあるか
  • どんなユーザーでも理解できるか
  • 問題を解決したユーザーの次の動きを考えているか
  • 操作性は良いか

SEOで重要なコンテンツの質とは?で、SEOにおいて良質な記事(コンテンツ)とはどのようなものなのか、より詳しく解説しています。

SNSで拡散する

検索からのウェブページへの流入だけでなく、SNSを利用した認知拡大も重要です。SNSの利用率が年々増加しているためです。現代社会における認知拡大のための必須ツールになりつつあります。特にLINE(67.0%)、Facebook(32.3%)、Twitter(27.5%)の3つは欠かせないツールでしょう。
※()内の数字は2016年時点での利用率を表しています。

▲代表的なSNSの利用率は年々増加している

▲代表的なSNSの利用率は年々増加している

引用:平成29年度版情報通信白書|総務省

また、SNSとは異なりますが、YouTubeなどの動画コンテンツも今後ますます重要になってくるとみられています。
SNSはそれぞれ特徴が異なりますので、ご自身の活動目的に合わせて戦略的に活用しましょう。

ユーザー目線に立ったSEO対策が上位表示を狙う秘訣

SEO対策においては、ユーザーの目線に立つことが非常に大切です。また上位表示されることはアクセス数の増加、ひいては収益の上昇につながります。ページを訪問した人全員が商品購入などのアクションを起こすわけではありません。むしろごく一部の人だけが気になったものをクリックする程度でしょう。訪問者の購入率を上げることも確かに重要ですが、アクセスの母数が少なければより大きな収益アップは見込めません。
どんなWebサイトであれ、SEO対策を行うにはユーザーの目線に立つことが重要です。Googleはユーザーにとって良いWebサイトを上位表示させたいためです。そのためユーザーにとってよくないサイトでは上位表示は狙えません。ユーザーのために常にサイトの品質向上に努めましょう。
「コンテンツとは何か」で良質なWebページを作るのに必要なことを詳しく説明しています。