ページ/セッションとは、1セッション(ユーザーがサイトにアクセスしてから離脱するまでの間)あたりに何ページ見たかを表す数値です。基本的に、ページ/セッション値の高さは訪問ユーザーの満足度の指標になります。つまり、ユーザーの満足度をGoogleアナリティクスで確認することができます。
目次
ページ/セッションとは
「ページ/セッション」とは、1セッションあたりのページビュー数の平均値を示すものです。
「セッション」とはユーザーがWebサイトを訪問して、離脱するまでの一連の流れを意味します。
「あるWebサイトに訪問し、記事をひと通り読み終えたあと、関連する記事が気になっていくつかのページを読み、他のWebサイトへ移るなどして離脱する」これで1セッションです。
したがって、「ページ/セッション」は「1回の訪問で見られているページの平均」と言うこともできます。
例えば、
セッション(Aさん) 2ページビュー
セッション(Bさん) 3ページビュー
セッション(Cさん) 5ページビュー
という3セッションのページ/セッションは「(2+3+5)÷3」の計算で、「3.34」となります。
ページ/セッションが多いということは、それだけ1回の訪問で見られているページが多いということなので、ユーザーがサイトに満足していると考えられます。
しかし、Webサイト内で目的のページが見つからず、迷ってしまってページビュー数が増えている可能性もあるので、注意が必要です。
ページ/セッションはGoogleアナリティクスで確認することができます。
Googleアナリティクスの設置が完了していないという人は、「初心者でもこれだけはやっておきたいGoogleアナリティクス設定手順」を参考に、設置してください。
ページ/セッションの目安
Webサイトの種類によってページ/セッション数の目安は変わってきます。
ブログコンテンツ系サイト
ブログ系サイトのページ/セッションの目安は1.20~1.80です。
ブログコンテンツ系サイトの場合は、トップページ以外から見始めるユーザーが多く、目的のコンテンツページだけを見て離脱するケースが多いため、ページ/セッション数は比較的少なくなります。
コーポレートサイト
企業のホームページなどのコーポレートサイトの場合、ページ/セッションの目安は3.00~6.00です。
コーポレートサイトの場合は、ブログコンテンツ系サイトと違いトップページから流入するユーザーが多いです。しかし、「代表者名を調べたい」「製品について調べたい」など目的を持って訪問しているユーザーが多いので、目的のページまで一直線で進む傾向にあります。
ECサイト
通販サイトやポータルサイトなど、ユーザーが決済するサイトにおいて、ページ/セッションの目安は8.00~10.00です。
ECサイトの場合は、ユーザーが目的の行動を取るために様々なページを見る必要があるため、ページ/セッション数は多くなります。商品一覧や各商品のページ、住所や支払い方法の入力などのページなど、ユーザーは一連の流れに関わるページを訪問します。
ページ/セッションをGoogleアナリティクスで確認する方法
ページ/セッションはGoogleアナリティクスで簡単に確認することができます。
グローバルメニューから「ユーザー」>「概要」を選択するとサイト全体のページ/セッションを確認することができます。
ページごとのページ/セッションを確認する方法
グローバルメニューから「行動」>「サイトコンテンツ」>「ランディングページ」を選択することで確認できます。
ページ/セッションを増やすなら内部リンクを適切に挿入しよう
ページ/セッションが増えるということは、1人1人がじっくりWebサイトを見てくれているということになります。つまり、「ファン」が増えるということです。
ページセッションを増やすには、内部リンクを増やしてユーザーが他のページへ移る機会を提供する方法があります。
やみくもに内部リンクを挿入するのではなく、関連性のある適切なページへ誘導することが重要です。
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