集客とは顧客を集めるマーケティングのことですが、 集客を成功するための仕組みを事前に作る必要があります。
集客の方法はチラシやDMのようにポストへ直接アプローチする方法や、SNSやホームページを用いたWebを用いた集客方法、直接足を運んで人脈を広げる集客方法などがあります。
しかし、チラシを送るだけでは効果は低いです。集客を実施するにあたり、顧客が惹きつけられるアイデアが必要です。
弊社は開業当初から自社で様々な集客を実施し、店舗型、オンライン型、直接交渉型などのさまざまなビジネスモデルに対して集客コンサルティングサービスを提供しています2020年以降効果のある集客方法だけを厳選して本記事に成功事例を交えてまとめました。
目次
- 1 集客は何から始めるべき?-集客実践の基本-
- 2 集客の方法【効果的な19の方法を事例を交えて解説】
- 2.1 店舗型ビジネスにおすすめな集客方法チラシ
- 2.2 新規集客におすすめなSNS集客
- 2.3 オンラインイベント・セミナー開催として集客できるzoom
- 2.4 在宅層へのアプローチが効果的なダイレクトメール
- 2.5 年配向けのサービスに効果的な新聞・雑誌広告
- 2.6 捨てにくい宣伝付きマグネット・マスク・うちわ配布
- 2.7 交通量に応じて効果が大きくなる集客方法の看板
- 2.8 名前を知った人を集客するホームページ集客
- 2.9 検索エンジン、SNSからのアクセスを集めるブログ集客
- 2.10 インターネットユーザーを集めるPPC広告
- 2.11 Web集客に効果的な成果報酬型のアフィリエイト広告
- 2.12 Webメディアに月々の掲載が可能な純広告
- 2.13 リピーター集客に効果的なLINE公式アカウント(旧LINE@)
- 2.14 興味のある顧客に出会いやすい展示会出店
- 2.15 冬眠リピーターに効果的な集客方法のクーポン発行
- 2.16 お店を探している人が集まるポータルサイトへの掲載
- 2.17 確率思考で新規獲得を狙うテレアポ
- 2.18 資料ダウンロードを促しメールマガジン配信
- 2.19 メディアに取り上げられることを目的としたプレスリリース
- 3 2021年以降の集客はWebにシフトし、購入意思が高いユーザーのみアナログ営業を行なう時代
集客は何から始めるべき?-集客実践の基本-
集客とは、文字通り顧客を集めることを意味します。つまり集客は顧客を集め、売り上げを上げるビジネスの基本です。 集客をしないと当然ながら顧客は付かず、長期的な経営のビジョンも見えにくくなります。
集客とは顧客を集めることだが、集まる仕組みを作ることが重要
集客は顧客を集めることを意味しますが、単に人を集めるだけでは不十分です。 長期的な売り上げのために、自然に顧客を呼び込める仕組みを作ることが重要。
つまり集客は、ただいいサービスを提供するだけでなく、顧客が購買意欲をかき立てられるような一工夫が必要になります。
一度集客効果の高い仕組みを生み出せば、そこから継続的に顧客を集められます。集客には長期経営を見据えた、戦略的な方法が不可欠なのです。
集客アイデアはマーケティング思考で湧き出る
集客に必要なのは、顧客の層ごとに適切なアプローチするという考え方です。
顧客はニーズを認識してから、情報を検索するなど、段階を踏んで商品購入に至ります。そして商品を購入した後は、店側から提供されたロイヤリティの影響でリピーター化したり、ファン化したりすると考えられています。
つまり、 各段階の顧客に応じたアプローチをしなければ、集客は効果がありません 。効果的に集客するには、顧客のニーズや層を見極めて適切に集客施策を組み合わせる必要があります。
集客の方法【効果的な19の方法を事例を交えて解説】
集客にはさまざまな方法があり、それぞれ最適な業種や訴求できるターゲット層が異なります。そのため、自社の想定する顧客に合った集客方法を選択することが重要です。
店舗型ビジネスにおすすめな集客方法チラシ
おすすめの業種 | スーパー・不用品回収・便利屋・水道屋・不動産屋など生活に根差したサービスを提供する業種 |
費用 | 5円~50,000円 |
訴求できるターゲット層 | 地元の狭い範囲の顧客 |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新規集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | 印刷機 または広告代理店への委託 |
集客実施のメリット | 人の目に留まりやすく、受け取った人の反応率が高い |
集客実施のデメリット | 対象エリアが絞られる |
1つめは自社で宣伝チラシを作り、近隣の家に直接ポスティングするというものです。広告会社に委託せずデザインから自社で作れば、費用は印刷代だけとかなりお得。また 直に家へ届けられるので、顧客の目にとまりやすい というメリットがあります。
あるネイルサロンでは顧客となる20~30代女性の多いエリアに絞ってポスティングを行なったところ、予約率が250%もアップしたという効果も出ています。
新規集客におすすめなSNS集客
近年注目されているのがSNSを用いた集客です。SNSは今やほとんどの人が日常的に利用しているツールであることに加え、ターゲットを絞った効果的な集客がしやすいというメリットもあります。
2-1.商品や店員を使ったアピールができるInstagram
おすすめの業種 | 飲食店やネイルサロンなど写真映えする商材を扱う業種 |
費用 | 0円 |
訴求できるターゲット層 | 男女問わず幅広い年齢層のInstagram利用者 |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新規集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | Instagramのインストール |
集客実施のメリット | 集客が簡単 直接問い合わせにつなげられる |
集客実施のデメリット | 継続的な投稿が必要 コンテンツ決定の時点でターゲッティングができていないと効果は半減 |
Instagramは、今や日本で2,000万人以上の人が利用する有名なSNSです。 ターゲット層に合ったコンテンツをコンスタントに投稿することで、アクセス数が増えて新規顧客の開拓が実現できます。
デジタルアート集団でおなじみの「チームラボ」は、イノベーティブで美しい展示の数々をInstagramに投稿することで集客に成功しています。写真を通して、「行ってみたい!」という顧客の気持ちを煽動することに成功しているのです。
2-2.濃いファンが付きやすいYouTube
おすすめの業種 | 飲食店や美容院、化粧品関連会社など専門的な技術や商品を扱う業種 |
費用 | 0円~ |
訴求できるターゲット層 | 動画のタイトルや内容に興味のある男女 |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新規集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | YouTubeでのアカウント取得 動画編集ソフトの導入 その他撮影機材の用意 |
集客実施のメリット | 視覚的に公告が可能 爆発的な拡散も狙える |
集客実施のデメリット | 継続的な投稿が必要 動画編集の技術が必要 |
YouTubeは世界で最も多くの人に利用されている動画媒体です。そのため、きちんと ターゲットを絞って最適なコンテンツを提供すれば、一度でかなり多くの人に自社の情報を届けられます。
葬儀・葬式CH有限会社佐藤葬祭は、葬儀会社でありながらYouTubeでのチャンネル登録者数の多い企業です。社長自らが葬儀に関する豆知識やQ&Aコーナーで解説をしており、「あまり人に聞けない知識を得られる」ことから注目が集まっています。
2-3.話題性のあるイベント告知に効果的な拡散力抜群のTwitter
おすすめの業種 | すべての業種 |
費用 | 0円~ |
訴求できるターゲット層 | 不特定多数の男女 |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新規集客/リピーター集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | Twitterのアカウント取得 |
集客実施のメリット | 無料で手軽にできる 爆発的な拡散も狙える |
集客実施のデメリット | 継続的な投稿が必要 拡散されやすいツイートの分析が必要 |
Twitterは世界中で利用者の多いSNSです。「バズる」という言葉があるとおり、 爆発的な拡散力があるため短期間で多くの人にリーチしたい集客にもおすすめ。 また、新規顧客を増やすだけでなく既存顧客をリピーター化させるためにも効果的です。
かのコンビニ大手セブン-イレブン・ジャパンでも、集客にTwitterを活用しています。たとえばおでんフェアなど、季節ごとのキャンペーンや新商品をTwitterで配信。既存の顧客にも新しい気付きをもたらし、集客を成功させています。
2-4.若年層のアクティブユーザーが多いTiktok
おすすめの業種 | アパレルなど若年層をターゲットにした業種 |
費用 | 0円~ |
訴求できるターゲット層 | 10~20台を中心とした若年層のTiktokユーザー |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新規集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | Tiktokのアカウント取得 |
集客実施のメリット | 若年層に向けたアプローチができる 視覚的かつ直感的に情報を伝えられる |
集客実施のデメリット | リーチするターゲットが限定される 炎上もしやすい |
Tiktokは国内の10代を中心に注目を集めているSNSです。音楽と共に身近動画を投稿するというスタイルで、Tiktokを集客に利用する企業も多数。 顧客の年齢層が若い業種にとっては、効果的な集客ツール といえるでしょう。
ユニクロでは自社ブランドのインフルエンサーオーディションをかねて、Tiktokでハッシュタグ付きの投稿を募りました。結果的に2週間で20万件以上もの投稿が集まり、話題性も高まり集客に成功しています。
2-5.一度会った関係を継続・知り合い表示で安心して繋がれるFacebook
おすすめの業種 | セミナーや講演会を開催するなど、顧客とのつながりが重視される業種 |
費用 | 0円~ |
訴求できるターゲット層 | 男女問わず幅広い年齢層のFacebook利用者 |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新規集客/リピーター集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | Facebookアカウントの取得 |
集客実施のメリット | 顧客とのコミュニケーションが取れる 検索上位に表示されやすい 新規顧客をリピーター化しやすい |
集客実施のデメリット | 継続的な投稿が必要 ターゲット層を考慮した投稿が必要 |
Facebookは2016年時点で日本国内の3割の人口が登録しているSNSです。20~30台のユーザーはさらに高い割合を占めており、 幅広い年齢層の顧客を想定している業種に使える集客方法 といえます。
宿泊予約サイトreluxでは、宿の美しい景色や内装を写真に収めて投稿したところ、12万件以上のいいねを獲得しています。投稿では集客を感じさせず、純粋に魅力を伝えているのがポイントです。
オンラインイベント・セミナー開催として集客できるzoom
おすすめの業種 | コンサルティング業など、情報や視覚的に伝えられる商材がある業種 |
費用 | 0円~ |
訴求できるターゲット層 | イベントやセミナーに興味のある不特定多数の潜在顧客 |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新顧集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | Zoomのアカウント取得 動画編集ソフトの導入 その他撮影機材の用意 |
集客実施のメリット | 自発的に集まった参加者を対象とするため新規顧客の獲得率が高い |
集客実施のデメリット | セミナーの開催に手間がかかる 無料プランの場合は時間制限が40分 ほかの媒体を通じて宣伝する必要がある |
Zoomは手軽にセミナーや講演会のオンライン配信ができるツールです。 自社の持つノウハウや、知識、情報商材などを提供する機会を設けることで、効果的に集客ができる でしょう。
ただしオンライン配信する際は、別媒体でターゲットに合った宣伝をして参加者を集めることが必須です。
在宅層へのアプローチが効果的なダイレクトメール
おすすめの業種 | ハウスメーカーや不動産やなど、地域に根差した営業を行なう業種 |
費用 | 10,000円~40,00円 |
訴求できるターゲット層 | 主に在宅層かつ住所を把握している顧客 |
新規集客向けかリピーター集客向けか | リピーター集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | なし もしくは広告代理店に依頼 |
集客実施のメリット | 確実にターゲットの手元に届く 目に留まりやすい |
集客実施のデメリット | ポスティング禁止の物件もある そのまま捨てられず、開封してもらうための工夫が必要 |
ダイレクトメールはチラシと異なり、はがきや封筒などの形式で公告を郵送する集客方法です。 住所さえ知っていれば、遠方の顧客にもリーチできます。 しかし送付先をリサーチしておく必要があるため、ターゲットとなるのは主につながりのある顧客が主でしょう。
あるハウスメーカーでは、住宅展示への招待状と抽選チケットを同封したところ、集客率が前年比125%アップしたという結果が出ています。
年配向けのサービスに効果的な新聞・雑誌広告
おすすめの業種 | 宅食や整骨院など、高齢の顧客をターゲットとする業種 |
費用 | 150,000円~ |
訴求できるターゲット層 | 広告を掲載した新聞を読む不特定多数の潜在顧客 |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新規集客向け |
実施するにあたり導入する集客ツール | 新聞社や雑誌社への掲載依頼 |
集客実施のメリット | 信頼性のある公告が出せる 問い合わせを増やせる |
集客実施のデメリット | コストがかかる |
折り込みチラシよりも新聞や雑誌に直接広告を掲載する方が、集客としては効果的 です。ただし地方紙でも最低15万円以上がかかるなど、費用がかかるのが新聞広告におけるネックといえます。
ある太陽光発電の関連会社では、2日間の新聞広告掲載で29組もの新規顧客を獲得しています。広告でメリットを分かり安く押し出し、潜在的なニーズを引き出したのが成功のカギといえます。
捨てにくい宣伝付きマグネット・マスク・うちわ配布
おすすめの業種 | 不用品回収やクリーニング、ガス会社など日常生活に密着した業種 |
費用 | 70,000円~ |
訴求できるターゲット層 | 家にいることが多い主婦や、在宅ワーカーなど |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新規顧客向け |
実施するにあたり導入する集客ツール | マグネットシートやうちわ制作会社への依頼 |
集客実施のメリット | すぐに捨てにくい 使いながら自然に自社のことを知ってもらえる |
集客実施のデメリット | コストがかかる |
連絡先が入ったマグネットシートなどは、水道やガス会社の集客方法に多く用いられます。ほかにもマスクやうちわなど、実用的なものに自社のロゴや連絡先を入れるという方法も。
日常生活で自然に目にするものを使うことで、ニーズが生まれたときに問い合わせを受けやすくなります。 また捨てられにくく、長く生活の場に置いてもらえるというメリットも特徴的です。
交通量に応じて効果が大きくなる集客方法の看板
おすすめの業種 | 飲食店など店舗型の業種 |
費用 | 70,000円~300,000円 |
訴求できるターゲット層 | 付近の道を通る不特定多数の潜在顧客 |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新規顧客向け |
実施するにあたり導入する集客ツール | 看板制作を依頼 設置工事を依頼 |
集客実施のメリット | 交通量の多い場所では高い効果が期待できる |
集客実施のデメリット | 元々ニーズのある顧客の目に留まらないと意味がない 設置場所を慎重に検討する必要がある コストがかかる |
特に飲食店など店舗型営業の業種にとって、近くまで来た潜在顧客を呼び込むのに看板は効果的です。 交通量の多い道路に面して看板を立てるほど、大きな集客効果が期待できます。
居酒屋「バル野郎」では、価格帯や業態をあらかじめ看板で分かりやすく伝えることで、効果的な集客に成功しています。店の立地が奥まっていることで、中々新規顧客が入りにくい店舗にもおすすめの方法です。
名前を知った人を集客するホームページ集客
おすすめの業種 | すべての業種 |
費用 | 100,000円~ |
訴求できるターゲット層 | 自社のサービスに興味を持っている不特定多数の潜在顧客 |
新規集客向けかリピーター集客向けか | リピーター集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | ホームぺージ制作会社への依頼 自社でホームページを制作 |
集客実施のメリット | 自社メディアへのアクセスを増やせる |
集客実施のデメリット | ホームページとあわせてほかの集客方法を用いて宣伝する必要がある 他社との差別化を図らないと集客効果が半減する |
どの業種においても、ホームページを作っておくに越したことはないでしょう。 ホームページは企業の信頼につながる上、問い合わせの窓口としての役割も持っています。
またSEO施策を伴うメディアコンテンツを充実させれば、自社のサービスと関連するキーワードで上位に表示されやすくなるでしょう。上位表示が実現すれば、リピーター集客だけでなく新規顧客の開拓もできるはずです。
ホームページを制作する際は、競合他社との差や自社の強みが一目で分かるようにデザインしましょう。
検索エンジン、SNSからのアクセスを集めるブログ集客
おすすめの業種 | すべての業種 |
費用 | 15,000円~ |
訴求できるターゲット層 | ブログ内容に興味を持っている不特定多数の潜在顧客 |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新規集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | WEB制作会社への依頼 自社でのブログ運営 |
集客実施のメリット | SEO施策をすれば検索上位に表示され、多くの人の目に留まりやすい |
集客実施のデメリット | ターゲット層に合ったコンテンツ内容の吟味が必要 SEO施策が必要 長期的なブログ運営が必要 |
ブログはホームページへのアクセス数を増やしたり、さまざまなコンテンツを通じて新規集客を効果的に行なったりできます。
体重計メーカーとして知られるオムロン株式会社は、「Rhythm(リズム)」という自社メディアを運営しています。健康の役に立つ知識の発信を通じて、自社の集客を成功させている事例です。
インターネットユーザーを集めるPPC広告
PPC広告とはインターネットユーザーのクリック回数に応じてコストを払う仕組みの集客方法です。
10-1.リスティング広告
おすすめの業種 | インターネットユーザーに自社サービスや商品を訴求したいすべての業種 |
費用 | 0円~ |
訴求できるターゲット層 | 広告に対して興味のあるインターネットユーザー |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新規集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | WEB広告の運用会社に依頼 |
集客実施のメリット | キーワード選定次第で高い費用対効果を得られる |
集客実施のデメリット | キーワード・ターゲットの選定と、ゴールの設定を慎重に行なう必要がある 近年ではリスティング広告への反応率がやや下がっている |
リスティング広告とは、Googleなどの検索エンジンにおける検索結果の最上部に表示される広告です。広告のメインキーワードとクリック数に基づいて費用が決定されるため、もしクリックされなければ費用はかかりません。
またリスティング広告は顧客にどのようなアクションを起こしてもらうかゴールを明確に設定する必要があります。 リスティング広告で着地点にうまく誘導できれば、ホームページへのアクセス数増加や問い合わせ増加も期待できるでしょう。
10-2.ディスプレイ広告
おすすめの業種 | インターネットユーザーに自社サービスや商品を訴求したいすべての業種 |
費用 | 0円~ |
訴求できるターゲット層 | 指定したキーワードに興味のあるインターネットユーザー |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新規集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | WEB広告の運用会社に依頼 |
集客実施のメリット | 視覚的に自社のPRができる リスティング広告よりも広いターゲットに訴求できる |
集客実施のデメリット | 広告のゴールを明確にする必要がある 自社のサービスに関連したキーワード選定や、表示に関する設定が必要 |
ディスプレイ広告はバナー広告とも呼ばれる集客方法です。 インターネット上の画面上部や右側にある広告枠に、自社の情報を掲載できます。
ただし自社サイトへの問い合わせ増加を目的としているのか、ブランディングを目的としているのかによって効果的な広告の出し方が異なります。ターゲットと目標を慎重に設定し、費用対効果を高めましょう。
Web集客に効果的な成果報酬型のアフィリエイト広告
おすすめの業種 | インターネットユーザーに自社サービスや商品を訴求したいすべての業種 |
費用 | 成果報酬の約30%~ |
訴求できるターゲット層 | 指定した商品やサービスに興味のあるインターネットユーザー |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新規集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | Affiliate Service Providerへの依頼 |
集客実施のメリット | 広告予算を立てやすい 手間がかからない |
集客実施のデメリット | 自社で広告を管理しにくい 結果がアフィリエイターに委ねられる |
アフィリエイト広告は、影響力の高いアフィリエイターが商品やサービスを宣伝するという集客方法 です。一般的にはAffiliate Service Providerという仲介業者を通じて依頼を行ないます。
たとえば化粧品業界なら化粧品に対して高い関心のある見込み客へ影響力を持つアフィリエイターが、商品を宣伝。第3者が魅力を発信することで広告らしさがなく、自然に集客ができます。
Webメディアに月々の掲載が可能な純広告
おすすめの業種 | 顧客層の似たWEBサイトがあるすべての業種 |
費用 | メディアのPV数やサイト規模に応じて変動 |
訴求できるターゲット層 | 掲載するWEBメディアに関心のある不特定多数の潜在顧客 |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新規集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | 掲載先WEBメディアへの依頼 |
集客実施のメリット | 自社のターゲットに近い層へ効果的な公告が打ち出せる |
集客実施のデメリット | PV数の多いWEBメディアへの掲載はコストがかかる WEBメディアによってはターゲットがしぼられる |
純広告とは、広告枠を売り出している特定のWEBメディアに自社公告を設置してもらう集客方法です。 自社の顧客層と似た読者のいるサイトを選ぶことで、効率よく集客が実現します。
ただし掲載するメディアによっては費用が大幅に異なるため、掲載先のメディアは慎重に検討しましょう。
リピーター集客に効果的なLINE公式アカウント(旧LINE@)
おすすめの業種 | 飲食店など、キャンペーンや期間限定サービス・入荷情報などを随時配信する業種 |
費用 | 0円~ |
訴求できるターゲット層 | 1度利用したことがある顧客や、自社に関心を持っている顧客 |
新規集客向けかリピーター集客向けか | リピーター集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | LINEのアカウント取得 |
集客実施のメリット | リピーター集客に効果的 タイムリーな情報を確実に見てもらえる可能性が高い |
集客実施のデメリット | 新規集客には不向き |
LINE公式アカウントは、LINEのアカウントを使って自社の情報を発信する集客方法 です。自社サイトや店頭にLINEのQRコードを設置することで、顧客の自発的な友達追加を促します。
たとえば飲食店であれば新メニューのお知らせや、割引クーポンなどを配布することで効果的に集客できるでしょう。
興味のある顧客に出会いやすい展示会出店
おすすめの業種 | 住宅メーカーや機械、食品メーカーなど自社の商品がある業種 |
費用 | 600,000円~900,000円 |
訴求できるターゲット層 | 展示会のテーマに対して興味のある潜在顧客 |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新規集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | 展示会への出店申し込み |
集客実施のメリット | 見込み客と直接対面できる 成約率が高い |
集客実施のデメリット | 出店の手間がかかる コストがかかる |
展示場を使った、特定の展示会に出店することで効果的な集客が見込めます。展示会には一般顧客だけでなく、企業や大口の取引先となる可能性がある顧客も訪れます。また 直接名刺を交換できるので、信頼関係が築きやすく成約率も高く維持できる でしょう。
ただし出店にはそれなりのコストや手間がかかるため、事前に予算をおさえておく必要があります。
冬眠リピーターに効果的な集客方法のクーポン発行
おすすめの業種 | 通販サイトやスーパー、薬局など顧客が商品を購買する業種 |
費用 | 0円~ |
訴求できるターゲット層 | 一度利用したことのある顧客 |
新規集客向けかリピーター集客向けか | リピーター集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | クーポン発行媒体の選定 |
集客実施のメリット | 手軽に冬眠リピーターを集客できる |
集客実施のデメリット | 利益との兼ね合いを計算する必要がある クーポン内容を魅力的なものにする必要がある |
クーポンを発行するだけでも、集客効果が得られる場合があります。たとえば、 一度利用してもらったもののリピーターになっていない顧客に対してクーポン発行は効果的 です。
近年では紙媒体のクーポンだけでなく、クーポンアプリなど電子媒体のクーポンも多く採用されています。
丸亀製麺ではアプリでクーポンを発行し、レシートに記載されているQRコードを読み取ることでクーポンが受け取れるサービスを配信。結果的にアプリは100ダウンロードを超え、集客に大きく貢献したといえます。
お店を探している人が集まるポータルサイトへの掲載
おすすめの業種 | 飲食店や美容院、習い事の教室や介護施設など地域ごとに多くの店舗がある業種 |
費用 | ポータルサイトにより異なる |
訴求できるターゲット層 | 自社の業種に興味を持っている潜在顧客 |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新規集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | ポータルサイトへの掲載依頼 |
集客実施のメリット | アクセス数の多いメディアに掲載することで多くの潜在顧客にリーチできる 他社にはない強みを明確にPRできる |
集客実施のデメリット | 掲載料金がかかる 掲載する文章や写真を選定する必要がある |
ポータルサイトに自社の情報を掲載することで、すでにニーズが顕在化している顧客にリーチできます。 たとえば飲食店なら食べログやぐるなびに、美容院ならホットペッパービューティーに掲載する、といった具合です。
事実、食べログに掲載したところ売り上げが伸びた飲食店は全体の71%というデータも。うまく活用すれば売り上げの伸長に直結します。
確率思考で新規獲得を狙うテレアポ
おすすめの業種 | 自社のサービスや商品を端的にPRしやすい業種 |
費用 | かかった通話料 外注する場合は代行業者によって異なる |
訴求できるターゲット層 | 時間的に余裕のある主婦や高齢者などをメインとした潜在顧客 |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新規集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | テレアポリストの制作 外注業者への依頼 |
集客実施のメリット | 潜在顧客と直接話せる コストをかけずに始められる |
集客実施のデメリット | 営業トークにスキルが必要 手間と時間がかかる 外注する場合はコストがかかる |
昔ながらの集客方法として根強いテレアポ。近年では数が減っているものの、 ターゲット層によっては効果的な集客方法として活用できます。
テレアポは社内で行なうと社員の人的コストがかかるため、外注するのもおすすめです。外注する際は成果報酬か架電件数に応じた報酬か、プランを比較検討しましょう。
資料ダウンロードを促しメールマガジン配信
おすすめの業種 | BtoBの業種や商品やサービス、プラン数の多い業種 |
費用 | 月額2,000円~ |
訴求できるターゲット層 | 自社の商品やサービスに興味を持っている潜在顧客 |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新規集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | メールマガジン配信ツール 外部委託 |
集客実施のメリット | 資料があることで信頼感を与えられる |
集客実施のデメリット | メールマガジンの配信から集客につながりにくい |
自社の商品やサービスを紹介する資料のダウンロードと主に、メールマガジンを配信するという集客方法もあります。 資料をダウンロードした顧客は、すでに自社に興味を持っているはずなので、効率の良い集客方法といえる でしょう。
通販サイト楽天市場でSHOP OF THE YEARを5年連続受賞しているサイト、「北国からの贈り物」ではメルマガ登録者がなんと20万人超え。
店長は面白いと思った内容をコンスタントに送り続け、顧客とのコミュニケーションを大切にすることが成功のカギだと語ります。
メディアに取り上げられることを目的としたプレスリリース
おすすめの業種 | 消費者と関りの深い大手企業、または福祉系など社会的意義の大きい業種 |
費用 | 0円~ 外注する場合は30,000円~ |
訴求できるターゲット層 | 自社のプレスリリース内容に興味を持つ不特定多数の報道機関と潜在顧客 |
新規集客向けかリピーター集客向けか | 新規集客 |
実施するにあたり導入する集客ツール | プレスリリースを掲載する媒体を検討 |
集客実施のメリット | 顧客にだけでなく自社のことを広く知らせられる 自社がメディアの目に留まる可能性がある |
集客実施のデメリット | 確実に報道してもらえるとは限らない 意図と異なる報道の仕方をされる可能性がある |
報道機関に向けた自社の情報発信を、プレスリリースと呼びます。 報道機関で自社のことが取り上げられれば、幅広い顧客を対象に集客ができます。 ただし、自社サイトでプレスリリースをしたからといって、報道機関に必ず取り上げられてもらえるとは限りません。
また、誤った情報が伝わらないよう、文章に注意する必要があります。
2021年以降の集客はWebにシフトし、購入意思が高いユーザーのみアナログ営業を行なう時代
集客の際には、ターゲットとする顧客の属性や見込み度合いに応じた施策を行なう必要があります。また、 今後はWebを中心に集客していくことで費用対効果を高められるでしょう。
ただし、すでに購入意志の固まっている顧客に対しては、ややコストのかかるアナログな集客方法も試す価値があるといえます。
medifundでは、Web集客のコンサルティングにおいて数多くの実績があります。効率の良い集客を実現したい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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