株式会社キュービックでは、数々のデジタルメディアを展開。同社では、2022年よりmedifundのコンテンツ制作サービスの利用を開始、現在も契約を継続されています。
今回は、medifundのサービスを利用することで得られた成果について、ご担当の2名に話を伺いました。
インタビュイー |
金融系比較メディア運営担当
・マネージャー:末吉 歩 様
・高倉 みどり様
ーーmedifundにご依頼いただく前は、どのような形で記事制作を進められていたのでしょうか。
末吉様:
一番はじめに御社に制作をお願いしたのはもう2年ほど前になるかと思いますが、その前は個人のライターさんにお願いしたり、ライターさんをまとめてらっしゃる会社さんに声を掛けて希望のライターさんをアサインしていただいたりしていました。
弊社の「your SELECT.」というメディアでは、雑誌の編集プロダクションの会社さんを探していたということもありましたね。あとは内制でライティングもしていました。
ーーありがとうございます。その頃、構成の制作は依頼されていなかったのですか?
末吉様:
構成を作ってくださる会社さんもありましたけど、お任せすることはなかったですね。
ーー弊社のような制作会社に依頼されるようになったのはどういったきっかけからでしたか?
末吉様:
新たにメディアを立ち上げるプロジェクトが始まったことです。
その前は少しずつ記事を入れていくというやり方でしたが、そのときに立ち上げたメディアは10〜20記事を一気に入れてみるという取り組みでした。1ヶ月にそれだけの数の記事制作を請け負ってくれる制作会社さんは、なかなか見つからなかったんですよね。それで、御社のほうに、「このボリュームで制作いただけないでしょうか。」と話をさせてもらいました。
ーー記事制作会社は他にもあったと思うのですが、そのなかで弊社を選んでくれた理由は他にもありますでしょうか。
末吉様:
制作のお取り組みについてお伺いしたときに、企画の立て方や構成制作のプロセスについて詳しくお話をいただきました。
それがうちのやり方とかなり似ていて、企画の出し方や構成の作り方というのを弊社のメンバーがあまり違和感を抱えずに取り組めるのではないか、というところでご依頼が始まったと記憶しています。
ーーそれでは弊社には、最初の段階で構成制作からご依頼いただいていたのですね。
末吉様:
そうですね、最初からやっていただいていたと思います。そこが御社の売りでもありますよね。
ーーおっしゃるとおりです!medifundへご依頼いただいたことで業務改善できたことはありましたか?
末吉様:
それまでは弊社のマーケターが企画を出して、その企画をエディターがチェックして、ライティングを進める、というやり方だったんです。そうすると、エディターからマーケターへ企画の手戻りが発生することが多々ありまして。なら最初から、エディターが企画からやったほうがいいよね、という話になったんですよね。
でも、制作の本数が多いときにエディターが企画からすべてをやると、負担が大きいという話にもなりました。とはいえ、社外のパートナーさんに依頼するとなったときは、その懸念がより高まってしまったんです。社内のマーケターですら手戻りが発生していたので。
なので、ライティングを請け負ってくれる会社さんというよりも、編集全般を請け負ってくれる制作会社さんに企画からお願いしたい、という話になった経緯があります。
ーーなるほど、そうだったんですね。弊社との取り組みでは、その点について何か変化はありましたか?
末吉様:
御社への依頼では、手戻りというほどのロスはなかったですね。
企画・構成・ライティングとなったときに、それぞれの制作担当が別だと最初の企画の意図がライターさんに伝わらないということもあったんですよね。ライターさんへのフィードバックも結構発生してしまい、「そういう企画じゃない」「そういうことを言いたいわけじゃない」という葛藤も多かったというか。
ライターさんに伝わったとしても、書いているうちに最初の意図とズレてしまうこともありましたし。御社には一気通貫してお願いできるという部分で、弊社側のストレスがなくなりました。
高倉様:
ライターさんに執筆をお願いすると、こちらが制作した企画をそのまま落とし込むというライティングになってしまいがちなんです。構成に記載された指示内容をそのまま書かれるので、見出しごとに内容が分断してしまい、ストーリー性が欠けてしまうんですね。
でも御社に依頼すると、「こういう企画だからこういう構成ができた」「こういう構成だからこういうライティングが必要」といったように、企画や構成の裏の意図を汲んで記事制作に落とし込んでくれるので、やはり一貫してお願いできるよさというのはありがたいですね。
ーーより具体的な話になりますが、medifundへご依頼いただいたことで動いた数値はありましたか?
末吉様:
そうですね、上位表示される記事の本数とスピードは上がってると思います。
高倉様:
トラフィックの実績、そして制作頂いた記事自体がメディア全体と比べても高水準かなと。1〜2位をキープしていて平均CTRが40%を超えている記事では、直帰率やエンゲージメント率などの多くの指標がメディア平均の数値を上回っています。
medifundさんにお願いした記事はきちんとしていて、やっぱり結果は出ていますね。
ーー他の制作会社と比べた魅力をお聞かせいただけますでしょうか。
末吉様:
そうですね、企画の部分をここまで完成度高く仕上げてくださる会社さんは私の知る限りでは他になかったので、大きな違いかなと思っています。
これまでは、企画や見出し構成までは自分たちで作って、ライティングだけ依頼させていただくというように、結局は自分たちでやる範囲が広かったので。
他の会社さんに、medifundさんみたいに企画から依頼を出したことはあるんですが、納得いくような出来ではなかったんですよね。もちろん御社とも最初からうまくいっていたというよりは、コミュニケーションを重ねて今があるのは間違いありません。
でも他社さんに依頼すると、とくに最初のスタートのところで、気がついたらこっちが指導しているみたいなことがありました。「こういうツールを使って…」「このデータというのは…」「ユーザーのニーズはこういうことだと思うんですけど…」というようなことを説明してしまっていて、これでは依頼する意味がないということがありました。
なので、御社はKWだけ最初にお知らせしてあとは待っているだけでいい、というのは本当にありがたいですよね。
高倉様:
medifundさんはチームの一員としてメンバーに加わってくださってるなとずっと感じています。あとはとにかくこだわりがすごくあって、パソコン上だけで仕事をしていないなと本当に思うんですよね。
実際に銀行に行って調べたとか、コンビニに行って試してみたとか、スマホ決済サービスが実際にできるのかどうかとか、使いやすさとか、周りに聞いてみたとか。機転を効かせて必要な情報を取りに行ってくれるというのが多々原稿にあらわれていて、そこまでしてくれるんだと、ありがたいなと思っています。
ーーGoogleを調べて出てくることはみんなわかるので、そこ以外をお伝えしたいなというのが本分です!
高倉様:
なかなか時間がないなか、そこまでやってくださる制作会社さんはあまり知らないですね。
ーーありがとうございます!いいことばかり言っていただいて嬉しい限りです。逆に、弊社への要望とか不満点とかありましたら、お聞かせいただければと思っています。
末吉様:
もちろん今まで全くなかったとは言わないですけど、都度ご相談させていただいています。そうするとすぐに「じゃあこうしてみます」と言っていただいて、問題にならない小さな段階でコミュニケーションを取らせていただいて改善策を提示してくれるので、助かっています。
御社に発注するようになった2022年の7月時点と1年後のメディア全体のトラフィックを比べると、およそ28%増加しています。medifundさんとの連携が深まるにつれて、記事のパフォーマンスも上がっているのかなと。
要望というと、ライターさんの知識やスキルというか、ライターさんご自身の業務レベルの部分ですかね。今後ご依頼を続けるうえで入れ替わりとかもあると思いますので、クオリティのコントロールというところはぜひお願いしたいと思います。
ーーそうですね、ライターさんが変わったときは制作の方向性などお伝えしていますが、弊社としましてもそちらは課題だと思っています。
高倉様:
ライターさんが変わられたとしても、medifundさんのなかである程度わかっていらっしゃる方が指導してくださると、こちらとしてはありがたいなと思っています。
ーー引き続き尽力させていただきます!話は変わりますが、制作の一貫として企画ミーティングをさせていただいていますが、これは今のところ御社との独自の進め方です。なので、どういった感想をお持ちでいらっしゃるかこの機会にお伺いしたいなと。
高倉様:
弊社が企画ミーティングを重視しているのは、せっかくだからオンリーワンの記事を作りたい・提供したいと思っているなかで、私達ならではの最高のテーマやアイデアをどんどん出したいと思っているんですよね。
他の上位記事の真似事ではなく、ニーズにどう対応していくかをみんなで考えていくということをmedifundさん自身も重視してくださっているので、その点もありがたいなと思っています。ミーティングでいつも活発に意見をくださるので。
ーーやっぱり1人で構成を作るよりも、ミーティングを実施することで「あ、そういう考えがあったんだ」と一人の頭ではできないアイデアがどんどん出てくるのは、弊社としても良いなと思っています。
高倉様:
社内でも壁打ちといって、とにかく考えていることを気軽に話して、発散したうえで他の情報ももらいつつ組み立てていこう、というのがあります。
「こういう観点があったんだ、それじゃあそれを取り入れよう」みたいなことになれば、たくさんのユーザーに刺さる記事になりますよね。
末吉様:
みなさんのスタンスみたいなところも合うんだと思うんですよ。作ったものに意見をもらうことが嫌な人もいるじゃないですか。せっかく作ったのに、「あれはどういうこと?」とか「これはいらないかも」と言われること自体を避けたい人はいらっしゃいますよね。
だけど、medifundさんとのミーティングの場では、そういう方が一切いらっしゃらないので。でもそれって、スキルというよりはスタンスの問題だと思うんですよね。御社の方向性というかカルチャーとしてあるんだろうなと。
うちもそうしてきたので、合っているんだろうなといつも思います。
高倉様:
あとはアサインを柔軟にしてくださるのも本当にありがたいです。「投資の記事を作ろう!」「キャッシュレスをやるぞ!」となってmedifundさんに相談したときに、すぐに知見のある方の調整をしてくださったのは、本当にプロだなと思いました。
ーーとにかくできることはなんでもやる!というのは、確かに弊社の強みかもしれません!この度はお答えいただき、ありがとうございました!
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