「パチンコでまた負けすぎた…。金もないのにやめるにやめられない…。」これは一昔前の俺です。挙句の果てには消費者金融にも手を出しましたが返済不能に陥り、彼女にも捨てられてニートになりました…(笑)
この記事では、そんな俺のヤバい実体験をお教えします。またパチンコにハマっている人達にアンケートを実施し、どのくらい負けているものなのか、どんな打ち方をしているのかなどを詳しく調査!
世間のパチンコ情勢やパチンコとの上手い付き合い方にも迫ります。負け続けてイライラが溜まりまくっている人は参考にしてください!
筆者プロフィール |
筆者:38歳・男性 パチンコ歴:10年以上 好きな台:海物語シリーズ・花の慶次・餓狼など 現在一人暮らしで会社員をしながらブロガーとしても活動中 |
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【実体験】パチンコで負けすぎた俺の悲惨な末路
まずはパチンコで負けすぎた俺の悲惨な体験談を聞いてください!
今はまだ生活が回っている人も、いずれ俺みたいな末路をたどる可能性があります!同じようなことにならないためにも、参考にしてください…(笑)
20歳のとき初めてのパチンコ屋で10万当たる
俺がパチンコデビューしたのは20歳の時。高卒で社会に出て2年目のときに、職場の先輩が「成人祝いしようや」とパチンコに連れて行ってくれました。ちなみにそれまで真面目に働いていた俺にとって、パチンコは未知の存在。大人の世界に足を踏み入れた感じがして、ワクワクしながら先輩に付いていきました。
選んだのは、先輩がおすすめしてくれた「大海物語」。そこで言われるがままにハンドルをガチャガチャ回していると、何だか大きな音と派手な演出が…。このとき、俺よりも先輩の方が興奮していました。そして訳も分からないまま大量の玉が吐き出され、俺は初戦にして約10万円も儲けて帰ることになったのでした。
味を占めてパチンコに通い詰める
パチンコで儲けた俺は、先輩からも「ツイてんなぁ!」とおだてられ、じわじわ楽しさを噛み締めていました。そして「俺だったら、また勝てるんじゃないか?」そんな欲も出てくるように…。
このとき、まだ自分がここまでパチンコにドはまりするとは夢にも思っていません。「まぁ、負けたらすぐ帰ってこよう。」その程度の気持ちで、ついには一人で2回目のパチンコに足を運んでいました。
2回目は当然負け。でも俺には余裕がありました。そして「こないだの10万使い切るまでは損もないし…。」という気持ちで、その後もパチンコに通い続けたのです。
貯金が1月10万円単位で減っていく日々
当然、多少勝っても大抵は負けるのがパチンコ。しかしこの頃になると俺は完全に引き際を見失っていました。負けず嫌いな性格の俺は勝ち逃げもできず、負けるほど深追いしてしまうタイプだったんです。
そして頭の中で何度も思い出される、あの大当たりの演出。バチバチと脳に響く音や光と、景気よくじゃらじゃら出てくる玉。あの刺激をまた味わいたいと思い、気づけばパチ屋に通う日々…。社会人になってからコツコツ貯めた貯金は、あっという間に消えていきました。
ついには3万円から消費者金融を使うように…
収入の全てをパチンコで溶かした俺は、ついに消費者金融に手を出します。始めに借りたのはプロミスで3万。昔は今より審査がゆるく、低所得の俺でも金を借りられました。
そして借りた金でパチンコをし、借金をどんどん膨らませていく日々。上限まで借りたら違う消費者金融から借りて金を返す、いわゆる自転車操業というやつになっていました。
返済不能に陥り、支出は500万円以上
返済不能に陥った頃、俺は年間パチンコで500万円くらい使っていたと思います。滞納したもろもろも合わせたら、1000万円くらいいってたかも…(笑)。当然、ほとんどが借りた金なので利息も付くわけですが、払えるわけもなく…。
ところがこの頃はもう感覚がマヒしていて、ATMからお金をおろす感覚で借金しまくっていました。借りられる限度額が自分のお金、みたいな…。
税金とか家賃とか公共料金を支払わないことにも、すっかり慣れてしまっていました。明らかにヤバそうな色の督促状が家に届いても、知らん顔して捨ててました(笑)
借金がバレて5年付き合った彼女にフラれる
そんなある日、金回りの悪くなった俺を怪しんだのか、彼女が家にやって来ました。そのとき運悪くアイフルからの督促状が見つかってしまい、問いただされた俺は正直に借金のことを話しました。仕事が忙しいのは嘘でパチ屋通いしてたこと、本当は家賃も払えていないこと…。
当時の俺は考えが甘く、5年も付き合っている彼女なら一緒に打開策を考えてくれるのではないか?と期待していたんです。しかし彼女の反応は予想外で、「借金のあるような人とは付き合えない。」とその場で別れを告げられました…(笑)
頭が真っ白になりましたね。でもそこで俺は、自分のしていることの深刻さに初めて気付いたんです。
督促の電話が職場にも来て気まずくなり退職
彼女と別れて、パチンコ通いは一層激しくなりました。もうこのときは、借金の後ろめたさなんか気にならないほど立派なギャンブル依存症になっていました。
そんなとき、ついに会社に督促の電話が来てしまったのです。今までなかったのに急になぜ…?と思いましたが、ついに消費者金融が裁判を起こそうと動き始めたようでした。
小さな会社だったので俺の借金の噂はたちまち広がり、周囲から冷ややかな視線を感じました。しかも電話は一度ではなかったため、日に日に気まずさが増してついには退職することに。
俺を初めてパチンコに連れていった先輩は、「まぁ色々あるけど、頑張れよ」と軽い口調で言っていました。
ニートになり自暴自棄に…
ニートになり、いよいよ俺には何もなくなりました。彼女も仕事も失い、家に帰っても無数の督促状だけが待っている日々。生活保護を受けようかとも思いましたが、当時そんな手続きをする気力もありませんでした。いま思えば、鬱状態だったと思います。
そんな中でも、パチンコをしてるときだけは無になれる…。そう思い、返すあてもない借金でパチ通いするのはやめられませんでした。
実家に戻り親からめちゃくちゃ怒られて号泣
実家の親へはずいぶん前から督促が来ており、俺を心配する電話がちょくちょく来ていました。実際、返済を肩代わりしてくれたこともあったみたいです。そんな親心も知らず、俺は家賃を払えなくなった家を夜逃げするように出て身一つで実家に帰りました。
久々に会った親からは、しこたま怒られました。当然です。俺は自分の情けなさと実家に帰ってきた安心感から、大人げなく大号泣しました。
債務整理で借金問題をなんとか解決
それから俺は、パチンコに通うのを辞めようと決心しました。そして親のサポートにサポートしてもらいながら、「法テラス」という金がない人向けの法律相談に行くことになったのです。
そこで弁護士に会い、債務整理するとこれまでの借金を実質チャラにできると教えてもらいました。自己破産という手続きです。手続きには数十万円の費用がかかりますが、法テラス経由で依頼すれば月5,000円くらいの分割払いができるとのこと。
俺は「この機を逃したら一生クソみたいな生活から抜け出せない」と思い、すぐに弁護士と契約しました。こうして俺は、やっと借金地獄から抜け出せました。自己破産の手続きが無事に終わったときのホッとした感覚は、今でも忘れられません。
\債務整理に強い法律事務所/
転落人生を味わった俺のその後…
その後も実家にしばらく住み、近所でバイトを始めました。時間があるとどうしてもパチンコ屋へ行きたくなるので、とにかくシフトを入れて稼ぐことを当面の目標にし、通帳や預金も全部親に預けて自分でお金を出し入れできないようにしました。
このとき俺は20代後半ですが、恥ずかしい話ですね…。でもそんな生活を続けていたら、自然とパチンコに行きたい欲はどんどん収まってきました。1年も経つ頃には、狂ったようにパチンコしていたのが嘘のようです。
そして30歳を超えた今、俺は再就職し、ブログを書いたりして生計を立てています。もちろん、もうパチンコはやっていません(笑)
皆どのくらい負けてる?実態をアンケート調査!
「こんなに負けてるのって、自分だけ?」負けすぎると、そう思うこともあります。そこで皆がどのくらい負けてるのか、アンケート調査を実施!結論からいうと皆ほぼ勝ててないし、結構負けまくってます(笑)。以下のとおり、「パチンコで黒字になることはほぼない」と回答した人が過半数!
しかも残りの45.5%の人は、「たまに黒字になるくらい」と回答しています。つまり、ほぼ毎回勝てる人なんていないんですね。では、パチカスの負けざまをご覧下さい!(笑)
1回あたりの負け平均額は1万8,050円
1回あたりのパチンコに使う予算平均は、2万800円!予算は2万円未満と回答した人は、約半数でした。
これに対し、気になる1回あたりの負け平均額は、1万8,050円でした!
1回で1〜3万円負ける人の割合が、全体の過半数を占めています。負ける日は、予算をめいっぱい使ってしまう人が多くいるようです。では、勝ったときはどうでしょうか?
このとおり、バラつきはありますが2万円未満と回答した人が過半数となりました。数少ない当たりが出たとしても、負け額をカバーできるほど儲けられてはいないんですね。
1日で16万円負けたことがある人も!
アンケートで1日の最高負け額を聞いたところ、最も高かったのは「16万円」という回答でした。もはや月給…!回答者の男性は、このように振り返っています。
男性(39歳)・会社員・過去最高負け額:16万円
短時間で予算が溶けて追加投資したものの勝てず店を変えてまで続けたが結局大負けした。熱くなり過ぎて途中からヤケクソになり余計な負債を増やした。(勝った場合、儲けたお金は)次の軍資金か食事が基本。大きく勝った時は服や靴、財布、車のパーツに使いました。
あるある…。やはり熱くなりすぎると、良いことはありませんね。ちなみに勝ちの最高額は、同じ人で36万円でした!1日でこれだけ当たった経験があったら、パチンコにハマるのもうなずけますね。
パチンコが原因の借金平均額は86万6,000円!
パチンコで負けすぎた結果、借金に溺れてしまう人は少なくありません。そんな人たちにもアンケートを取ってみたところ、パチンコが原因の借金平均額はなんと86万6,000円!
50万円以上の借金を作った人が半数となっています。月収以上の借金をあっという間に作ってしまうのが、パチンコの怖いところです。中には、300万円借金したという人も!
借入先は、ほとんどがプロミスやアイフルなどの消費者金融でした。これらの会社は簡単にお金が借りられるので、本当にギャンブル依存症の人は借金地獄に陥りやすいんです。
また人によっては、借金するほどパチンコにのめり込んだことでこんな弊害も…。
男性(70歳)・会社員・借金300万円
家族との時間が少なくなり、家庭での立ち位置が弱くなった。借金をしていることの後ろめたさがだんだん薄れていった。
男性(24歳)・会社員・借金45万円
負け額の方が多いのはもちろんのこと、休みはパチンコ店で過ごしていたことが多く、人との関わりの時間が減る。朝から並ぶ場合は、休みにもかかわらず会社に出社よりも早く起き抽選を受けるので寝れず疲れが取れないなどもあった。必然的にミスも多くなり、怒られることもしばしば。
そのうち順調に返済できたのは半数だけ…
パチンコのために借金をした人のうち、「順調に返済できた」と回答したのはわずか半数でした。では残りの半数はというと、「滞納しつつ何とか返した」「新たに借金をして返した」「債務整理をした」など…。
そもそもパチンコを辞めない以上、借金を返せるだけのお金を捻出できるわけがありません。行くところまで行って、はじめてパチンコを辞められたという人が多いようです。
男性(39歳)・会社員・借金300万円
子どもがいるのに債務整理をし、ローンも組めなくなったことでやっと「何やってんだ」と思い、行かないようにしました。また、妻にも協力してもらい、仕事終わりに帰ってきなさいとLINEを送ってもらっていました
パチンコのための借金は、マジで地獄の始まりです…。
負けすぎたらどうしてる?ストレス発散方法ランキング
パチンコで負けると、無性にイライラしますよね。そこで皆がどうやってストレス発散しているのか、アンケートを取ってみました!
ストレス発散方法第一位は、ダントツで飲食!
特に「暴飲暴食」「酒を飲む」という意見がかなり多い結果となりました!
男性(54歳)・会社員・過去最高負け額:9万4,000円
焼き肉などをやけ食いした。
女性(42歳)・主婦・過去最高負け額:10万円
忘れるようにする。やけ食いする。
ほかにはこんな意見も。
女性(56歳)・会社員・借金10万円
カラオケで歌を歌って発散させる。
男性(37歳)・会社員・借金150万円
100円ショップで爆買いして発散してます。
趣味や買い物など、別のことでストレス発散している人がかなり多い結果となりました。
あとはふて寝という意見も(笑)。基本的にはパチンコのことを考えないのがイライラへのベストな対処法なのかもしれませんね。
ちなみに少数派ですが、悔しさバネにするタイプの人もいましたよ。
男性(51歳)・会社員・借金10万円
負けた理由の振り返りと次回対策。立ち回りなどイメージトレーニング。
パチンコで負けすぎるのは店側にも理由がある
「昔はもっと勝てたのに…。」「俺の打ち方が悪いのか?」そう思っている人もいるでしょう。しかし、安心してください。このご時世、皆負けまくってます!というのも、店側にこんな事情があってパチンコは負けやすくなっているんです。
- 遊戯人口が減ってパチンコ屋も経営が苦しい
- 規制緩和後は一気に負けるリスクが高くなった
遊戯人口が減ってパチンコ屋も経営が苦しい
シーズリサーチの調査によると、以下のとおりパチンコの遊戯人口は年々減っています。
2023年には809万人となり、1995年の調査以来過去最低の結果となりました。そのため、パチンコ屋も実は経営が苦しいんですね。昔のように、あまり大盤振る舞いな設定はできなくなってきています。
規制緩和後は一気に負けるリスクが高くなった
もう1つの理由が、2023年6月1日からの規制緩和です。総量規制が6,400発から9,600発に変更されました。これにより、高い出玉性能期待値の台がホールに出てきます。
ただしこの規制緩和は、ライトミドルやライトの台が対象。となると、一回の出玉が1500発なのは変わらないから、継続率が上がることに…。具体的には「1500発×81%ループ」が最大「1500発×84.4%ループ」になるんです。
要は回らないし突入率が下がるってことですね…。なかなか渋い変更です。
パチンコで勝てなくなる人の共通点を心理学的に解説
負けるとわかっていても、勝ちたいのが人の性。しかしパチンコはそうやって熱くなるほど、負けやすくできているんです。これは心理学でも証明されています。
そこでここからは、パチンコのNGな打ち方を紹介!パチンコで負ける仕組みを理解し、冷静に楽しめるようになりましょう。
実際にNGな打ち方をして負けすぎ、借金返済に苦しんだ人の体験談もあわせてチェックしてみてください。
自分が満足するまで打つ・ストレス発散目的で打つ
「満足したい」「ストレス発散したい」といった曖昧な目的でパチンコを打つと、自分でも引き際がわからなくなってしまいます。当然パチンコは負ける確率の方が高いため、負けるほどストレスが溜まり、深追いしてしまうのです。
実際、このような打ち方をして借金に苦しんだ人もいます。
男性(39歳)・会社員・借金300万円
パチンコで借金を作らなければ、今行きたい学校に行けて転職が出来ていた。年収も頑張り次第ではあるが少なくとも倍になり、今よりも仕事に追い詰められることもなかった。
ストレス解消のためにパチンコを打つのは問題ありませんが、辞め時のルールを決めた方がよいですね。
パチンコで脳汁を出したくなるのには科学的根拠がある
京都大学大学院教育学研究科の研究論文では、「パチンコは母親のようなもの」と表現されています。ギャンブルはいつ当たるか予測できず、必ず良い反応を返してはくれません。まるで人間のよう。
しかしときに「当たり」という形で、嬉しい報酬を与えてくれます。このとき人はあらゆるストレスやイライラが浄化されるのです。また当たると派手な演出が始まり、周囲からの視線も集まるでしょう。これにより、優越感や承認欲求が満たされます。
参考:ギャンブル依存症の理解の変遷と新たな展開 | 大村枝里
こうした状況が、いわゆる「脳汁の出ている状態」。このような状況を求めて、多くの人はギャンブル依存症に陥ります。思えば当時の俺も、パチンコに救いを求めていたのかもしれません。
依存度が高まると、パチンコをしていないときの不安感やイライラが強まり、情緒が不安定になります。
女性(36歳)・会社員・過去最高負け額:2万円
お金をすごくつかうけど、勝った時は嬉しくて舞い上がるが、負けたりすると、お金をつかいすぎたことにイライラする。
脳汁の出る感覚に、溺れすぎないことが大事ですね。
その時々で予算を変える
その時々で予算を変えるのも、パチンコで負けるNG行動!事実、パチンコで借金があると回答した人のうち70%もの人が「その時々で予算を変える」と回答しました。
パチンコは基本的に完全確率で当たりが出ます。しかし多くの人は、確率ではなく「なんかもうすぐ当たりそう!」といった状況によって、当たりを期待してしまうのです。当たる確率が限りなく低い宝くじをつい買ってしまうのも、同じ理論。
このような現象は、行動経済学で「プロスペクト理論」と呼ばれます。
たとえば惜しい演出が続いているからといって、課金すれば当たるとは限りません。このように状況による歪んだ判断をすると、支出を無駄に増やすことにつながるのです。予算はあらかじめ決めて、追加課金はしないと決めるのがベターでしょう。
収支がプラスになったら辞めようと考える
収支がプラスになったら辞めようと考えるのも、NGです!いわゆる「損切り」ができないと、パチンコでは大負けします。こうした心理には、「サンクコスト効果」が働いているんです。
サンクコスト効果とは、一度投資したお金を「もったいない!」「回収したい!」と考えるあまり、正常な判断ができなくなること。
参考:サンクコスト効果の実証的検討:回収不能の先行投資が意思決定に及ぼす影響 | 川村誠
実際、それで痛い目を見た人も多数…。
男性(29歳)・自営業・借金1万円
なかなか勝てなかったのですが、時間もお金もかけてしまったのでなんとか取り返そうと必死にパチンコにのめり込んでいたので、後悔しています。
男性(51歳)・会社員・借金10万円
休日に気合いを入れて朝から整理券を貰い、人気台を取りに行きました。ですが、出ない出ない、回りは当たり出しましたが、私だけ出ない、結局予算を使い果たし負け確定で終わった事があります。
パチンコはあらかじめ予算と「2時間やって当たらなかったらどんな状況でも帰る」といった自分ルールを決めておくのが無難です。
常にキャッシュカードを持っておく
キャッシュカードでいつでもお金がおろせる状態にしておくのも、パチンコで負けすぎるNG行為の1つ!パチンコをほどよくたしなむには、スパっと辞められる環境づくりがとても大事です。
行動を変えるのに環境整備が欠かせないということは、「応用行動分析学」においても提唱されています。
参考:物理的な環境調整やスケジュールについての考察 | こども行動療育教室
パチンコに行くときは、予算ピッタリの現金だけを持って行くのがベストです。
【体験談】パチンコを自力でやめられた人もいる!
「パチンコは一回ハマったら終わり」「自分では絶対辞められない」そう思っている人も多いでしょう。しかし世の中には自力でパチンコを辞めた強者もいるんです!辞め方は以下のとおり、人それぞれでした。
- 現金やクレジットカードを持ち歩かない
- パチンコの情報を一切遮断する
- ほかの趣味を見つける
- パチンコ好きな人間と絡まない
- 恋人や家族に時間を使う
- パチンコのデメリットを改めて考える(お金と時間の無駄 など)
では詳しい体験談を、いくつか見ていきましょう!
彼氏ができたと同時にパチンコをやめた21歳女性
こちらは20歳からパチンコにハマり、わずか1年でスッキリと辞められた21歳女性です。以下のとおり、辞めるきっかけはパチンコ嫌いな友人と彼氏!
女性(21歳)・専業主婦・過去最高負け額:2万円
パチンコ嫌いな友人が彼氏を紹介してくれて、その彼氏と仲良くなり、付き合えるようになったことでパチンコの時間がデートに変わりました。
周りの人の影響って本当に大きいですよね。特に恋愛のパワーはすごい!ちなみにこの人はこんなアドバイスもくれました。
女性(21歳)・専業主婦・過去最高負け額:2万円
パチンコがすきな友人がいると、全然やめられないことが多いです。
俺もパチンコ好きな先輩と何度も打ちに行きました。人間関係を変えるのも、パチンコを断つうえで重要ですね。
現金とキャッシュカードを持ち歩かずパチンコをやめた24歳男性
こちらは18歳から24歳までパチンコにはまり、累計150万円以上を注ぎ込んだ男性です。負けまくっていたある日、ふとこんな考えに至ったそう。「負けるのは当たり前だし、自分の大事な人生の時間を無駄にしているだけだな…。」
そこで以下の方法で、パチンコ禁止を決意。
男性(24歳)・自営業・過去最高負け額:3万円
外出するときに現金と銀行のキャッシュカードを持たないようにした。しばらく行かなかったらあまり行く気にならなくなっていた。
お金をおろせない状態にしておくのは得策ですね。ちなみにパチンコを辞められた今でも、「もっと自分の成長のためにお金を使えばよかった」と後悔しているそうです。
情報をシャットアウトしてパチンコをやめた35歳男性
こちらの男性は、18歳から35歳までパチンコにハマっていたロングプレイヤー。しかしスロットの6号機から5号機に替わる時、出玉が渋くなったことをきっかけに辞めようと思ったそうです。
辞め方はかなりストイックで、以下のとおり。
男性(35歳)・会社員・過去最高負け額:16万円
端的に言えば距離を置いた。財布に現金を極力入れないようにしてお店に近づかず、機種情報も見ないようにした結果、新台の知識が追いつかなくなり離れられました。
自分で環境を変え、自然とパチンコを辞められたそうです。ちなみに、こんなアドバイスも。
男性(35歳)・会社員・過去最高負け額:16万円
機種情報を目に入れちゃうと打ちたくなるのがパチンコスロットにハマっている人の性だと思います。なので攻略情報や演出動画を暇つぶしがてら見ていたりすると中々離れられないんじゃないかと思います。今はトラッキング等でcm選出もされるでしょうから、まずは検索しない事だと思います。
なるほど。とにかく情報を入れないことって、かなり大事かもしれませんね!
ほかのパチカスを見て正気に戻った25歳男性
こちらの男性は20歳から約5年間、パチンコにハマっていたそうです。累計100万円以上パチンコに使っていたそうですが、ほかの趣味を見つけたと同時にふと我に返って正気に戻ったのだそう。
男性(25歳)・会社員・過去最高負け額:4万円
ふと我にかえって考えた時に、(パチンコは)タバコ以上に死に金だと思いやめた。またちょうどその頃にパチンコ屋で負けたおじさんが台にむかって文句言っていたが、それが哀れに見えて自分もそうなのかと思ったこともある。
パチンコにイライラする人、いますよね…。またこの人は、ほかのパチカスに向けてこんなアドバイスも。
男性(25歳)・会社員
趣味がない人はやめられないと思う。周りで行っている人は、ほとんど他に趣味がない人が多い。またはパチンコの話しかしない人はもはや病気だと思うので、そのような人は自分が病気であることに気づくべきだと思っている。
耳が痛い…!これは当時の俺にも言えることで、趣味がないと本当にパチンコにだけのめり込んでしまうんですよね。料理でも運動でも映画でも、とにかく趣味を探してみるのは大事です!
パチンコはこんな方法でやめることもできる!
「自分でやめられるなら苦労しねぇよ!」こんな人もいるでしょう。実際、過去の俺もそうでした。依存度がかなり高く、家族の協力も得られなさそうな場合は以下の方法がおすすめです。
上記の方法を使えば、半ば強制的にパチンコ断ちができますよ!
パチンコ店に自ら出禁になる
パチンコ店には自分から出禁になる制度があるのをご存じですか?これは自己申告プログラムといって、ギャンブル依存症の当事者や家族が店側にあらかじめ申告しておくことで、入店拒否してもらえるシステムです。
入店制限だけでなく、利用金額や遊ぶ時間、入店頻度を申告しておくこともできますよ。ただちょっとでも入店すると欲が出るので、入店自体を制限しておくのがおすすめ。
たとえばことぶき、ガーデン、エスパスなどは自己申告プログラム対象店舗です。
「自分じゃどうしてもパチンコ辞められない!」という人は、ぜひ自己申告プログラムの公式サイトから詳しい申込方法をご覧ください。
ギャンブル依存症の治療を受ける
パチンコしないと不安になったりイライラする人は、もう病気かもしれません。近くの心療内科やクリニックを受診するのがおすすめです。
大きい病院なら、依存症治療専門の外来を備えていることもあります。重症度合いによっては、入院もできるみたいですよ。ちなみにギャンブル依存症の治療は、2020年から保険適用の対象です!
自助グループに入会する
地域の自助グループに入会するのもおすすめです。自助グループとは、ギャンブル依存症の人同士が集まって、禁断症状を乗り越えるための団体のこと。かつての俺のように、孤独で誰にも相談できない人にとっては心の支えになるでしょう。
事実、こんな体験談もありました。
女性(56歳)・公務員
昨年、パチンコ依存症だと夫に伝え、専門医に診察してもらいました。今後の人生を考えるとそれしか道はありませんでした。自助グループに入会し、同じ苦しみを持つ方々と語り合う中でパチンコをやめることが出来ました。
自助グループは自治体やNPO法人などが運営していることが多く、「自助グループ ○○(住んでいる地域)」で検索すると団体が見つかりますよ!
パチンコは負けすぎが付きもの!ほどほどに付き合うかきっぱりやめよう
パチンコで負けすぎた体験談や、皆の実態を紹介しました。最近のパチンコは遊戯人口も減り、かなりしょっぱいのが現状。「勝ち」を求めに行くものではありません。お金、時間を失う趣味として、ほどほどに付き合うのがおすすめです。
もしのめりこんでしまいそうなときは、とにかくパチンコのことを考えないようにして通うのをやめましょう。通うのを習慣にしないだけでも、依存症予防には十分効果があると思います。
すでに依存症になってしまった人は、ぜひ自己申告プログラムや病院での治療を活用してください。俺のような失敗をする人が、1人でも減ることを願っています!