オウンドメディアとは自社で保有するWebメディアを意味します。

オウンドメディアはインバウンドマーケティングや採用ブランディングを目的とした情報発信の媒体として活用されています。オウンドメディアを運用することで、SNS、検索エンジンからの流入を集める効果的な施策を実施しやすくなり、自社サービスの認知度向上に繋がります。

記事の内容

オウンドメディアとは

オウンドメディアとは、自社で所有をしているメディアの全てのことを言います。主にホームページ・ブログ・メルマガから、会報誌・カタログ・パンフレットなど媒体を問わずにコントールができるコミュケーションツール全てがオウンドメディアです。

オウンドメディアのメリットとデメリット

オウンドメディアには自社のファンづくりやブランディングの他に、マーケティングのハブとしての重要な役割もあります。

デジタルマーケティングを考えるとき、「トリプルメディア」という考え方が重要とされています。

トリプルメディアとは

▲トリプルメディアの内訳とオウンド、アーンド、ペイドメディアの連携

トリプルメディアでは情報発信の手法を3つに分けて考えます。

オウンドメディアペイドメディアアーンドメディア
メリット
  • 集客が安定しやすい
  • ブランディングになる
  • アクセスが予算に応じて確実に見込める
  • 即効性がある
  • 一気に拡散し、リーチ数を増やす可能性がある
  • 事業イメージを親近感という形で提要しやすい
デメリット
  • 成果が出はじめるまで半年~1年の時間がかかる
  • 効果測定が複雑で、費用対効果換算しにくい
  • 予算を使い続ける必要がある
  • 広告掲載媒体の金額変動に費用対効果が依存する
  • ファンがフォロワーにならなければ一時的なアクセスしか見込めない
  • 時代やターゲット属性によって媒体がまばらかつ適切な媒体が移行しやすく過去の投稿が資産にならない

ペイドメディアとはテレビCMやWeb広告を使った広告での宣伝手法です。こちらからの一方的な訴求になってしまいますが、不特定多数に訴求するための手段としては有効です。広告を打つたびに費用がかかるので、できる量には限界があります。

アーンドメディアとはFacebookやTwitterなどのSNSで、広く拡散してもらうことを目的とするメディアです。タイムリーな情報発信ができ、メッセージで双方向のコミュニケーションを図ることもできます。一方で、炎上してしまうリスクもあり、発信する情報には注意しなければなりません。

これら2つの間にオウンドメディアをハブとすることで、ペイドメディアでユーザーを集めて、アーンドメディアで拡散させるという戦略を立てることができます。また、広告だけに頼らずにサービス利用や製品購入につなげることができるので、広告費の削減にもつながります。

オウンドメディアの必要性

オウンドメディアは認知しただけでは購入、応募に至らないユーザーとの接点を持つために必要な媒体です。消費者の行動モデルであるAISCEAS理論では、興味を持ってから購入するまで「検索」行動や「比較」情報収集を行うと言われています。

AISCEASの概念図

AISCEASの概念図

初めてオウンドメディアに訪れたユーザーがファンになるようなコンテンツに触れてもらうことで、ユーザーの検討要因が整理されたり、サイト運営企業に信頼します。これにより、オウンドメディアは採用やブランディング、集客導線用として活用されています。

オウンドメディアがもたらす効果

▲オウンドメディアの効果

▲オウンドメディアの効果

▲medifundが行ったオウンドメディア施策による効果の事例

▲medifundが行ったオウンドメディア施策による効果の事例

オウンドメディアを運営することで、さまざまな効果を期待できまが、導入をするだけで成功できる訳ではありません。

導入をすることでアクセス数を上げられますが、その後のコンバージョンに繋がらずに、最終的には資金が底をつき運営中止になることは多いです。

失敗を避けるためには、オウンドメディアがもたらす効果を理解して、計画を立てる必要があります。

参考オウンドメディアのターゲット選定方法を事例を交えて公開

コンテンツマーケティング2

集客につながる施策の幅が広がる

オウンドメディアの位置づけと顧客獲得の仕組み

▲オウンドメディアは検索エンジン、SNS、広告からアクセスを集め、見込み客育成を行う中継地点の役割をもつ

オウンドメディアを持つことで顧客が流入する入口を増やすことができるので、その後の施策の幅を広げられます。

オウンドメディア内は自由に利用できるので、広告や自社情報を費用をかけずにメディア内にストックしておけます。広告費の削減のみならず、他の媒体より流入してきたユーザー全てに自社のPRができるので、顧客の育成をして成約率アップに繋げられます。

オウンドメディアのアクセスを増やす方法

SNSとの連携で再訪問・認知拡大させることでオウンドメディアを有効活用できる

認知度向上によりクロージングの成約率向上につながる

マーケティング戦略

▲顧客が認知し、検索して興味を持つことで成約率が上がる

認知度を上げて商品についてを知ってもらえれば、クロージングの成約率を上げられます。商品を購入してもらうにはまずは知ってもらうことが重要になってきます。

オウンドメディア内では自由に情報を載せることができるので、商品の認知度向上に大きな期待がもてます。
SNSからの流入を獲得しやすくなる

SNSではオウンドメディアの記事をシェアできるので、他のユーザーにも情報を拡散できます。ユーザーが良いと思える良質なコンテンツが必要ですが、成功すればSNSから多くのアクセスが期待できます。

アクセスの際にサービスページのみしかない場合、情報不足により信用度が落ちてしまいシェアがされにくいです。オウンドメディア内に自社や業界の情報、商品のメリットなど全てを載せることで信用度が上がりシェアされます。

ブランディングを維持した広告戦略が可能になる

インバウンドマーケティングとは

▲インバウンドマーケティングと今までのマーケティングの違い

専門性の高いメディアを多数用意できれば、その業界の「専門家」としてブランドを構築できます。現在は情報があふれているため、ユーザーは企業が一方的に発信する広告には見向きもしません。自分に関係がある情報を能動的に探すようになったのです。

オウンドメディアでユーザーに価値のある専門的な情報を発信していくことで、ブランディングを維持して自社の認知度を上げられます。

有益な情報を多く載せていけば検索でも引っかかるようになり、さらに多くの顧客を獲得できます。

顧客ロイヤリティが向上によりLTV増加が見込める

LTVがなぜ増加するのか

▲オウンドメディアを持つことで、手段を増やしLTVを向上できる

オウンドメディアで顧客の悩みを解決できる情報を載せることで、顧客ロイヤリティを高めLTVの増加が見込めます。顧客に役立つ情報を発信していくことで 信用を確立できれば、自社のアプローチも受け入れしやすくなります。 

オウンドメディアを持つことで、ユーザーと接触する手段も増やせます。手段が少ないより、さまざまな方法で接触することでLTVも増加できます。

他社がオウンドメディアを運用する目的

オウンドメディアを運用する目的は大きく分けると次の4つに分けられます。

①ブランディング

企業やブランドの認知を広げて、自社のファンを増やすことを目的とします。

②リード獲得

売上につながる可能性がある見込み顧客を獲得することを目的とします。

③採用

自社での人材採用を目的とします。

④購入・入会

製品の購入や自社サービスへの入会を目的とします。

オウンドメディアからの直接の売上を主な目的としていることはあまりありません。それぞれの目的に応じてKGIやKPIを設定することになりますが、目的によってその設定は大きく変わります。

他社のオウンドメディア成功事例

オウンドメディア事例のポジショニング

目的によってオウンドメディアの運用方法は異なる

どんなオウンドメディアが成功するのか、他社の成功事例を見てみましょう。

集客が目的のオウンドメディア

Bauhütte®オウンドメディア

Bauhütte®オウンドメディア

Bauhütte(バウヒュッテ)はゲーミングチェアブランド。販売しているゲーミングデスク周辺グッズを活用したシーンを公開しながらもユーザーにとって役立つ情報を提供しています。

経営ハッカー

経営ハッカー

引用:経営ハッカー

クラウド会計ソフトを販売するfreee株式会社が運営する、リード獲得が目的のメディアです。経理や経営に役立つコラムやインタビューをコンテンツとしています。

リード獲得が目的のメディアの場合、問い合わせの数やコーポレートサイトへの流入数などをKPIとし、どれだけ見込み顧客が獲得できているかを追います。

認知拡大が目的のオウンドメディア事例

引用:LIGブログ

全体オーガニックSNS流入割合
アクセス数100万人78.35%2.25%

バナー広告と記事広告により直接収益を発生させている、マネタイズに成功している会社の一つです。

主にWeb制作やビジネスおよび企業の紹介などのテーマを扱っており、オウンドメディア内も全体的に統一の取れたメディアとなっています。

 このメディア内では社員がユニークな方法で情報を紹介するという記事で、多くのファンを集めています。 専門性の高い記事も多く、同業他社からも閲覧されているので、マネタイズのみならずブランディングやリクルーティングの面から見ても成功している企業です。

ブランディングが目的のオウンドメディア事例

北欧、暮らしの道具店

北欧、暮らしの道具店

引用:北欧、暮らしの道具店

株式会社クラシコムが運営するオウンドメディアです。ありふれたECサイトが大人気オウンドメディアに成長した事例です。

一見すると普通のインテリアのネットショップですが、インテリアや生活をテーマにしたコラムも掲載されていて、2007年9月の公開からほぼ毎日更新されています。

コンテンツの質も高く、FacebookやInstagramでも拡散されています。

他社のオウンドメディアの事例を、目的とそれに応じたKPIも交えてご紹介します。

冒頭でもお伝えしたこちらのオウンドメディアは、株式会社クラシコムが運営するECサイトの購入促進とブランディングが目的のオウンドメディアです。インテリア雑貨の販売と暮らしに関するコラムをコンテンツとしています。

ECサイトとブログメディアが合わさった形になっているので、このようなケースではKPIとして新規の会員数や販売個数などの売上に関する数値と、SNSでのシェア数など拡散に関する数値を同時に追っていくことになります。

採用が目的のオウンドメディア事例

サイボウズ式

サイボウズ式

引用:サイボウズ式

全体オーガニックSNS流入割合
アクセス数210万人21.87%1.44%

ブランディングに特化したオウンドメディアを所有している会社です。会社や組織について、生き方や働き方などのライフスタイルについてなど、企業とファンの関係性をつなぐ共感性の高いテーマを扱っています。

 自社商品のセールスや広告収益などの直接利益になることは一切していない ことで、ブランディングの面で大きな効果を出せています。

サイボウズOfficeやGaroonなどのグループウェアを販売するサイボウズが運営している、ブログ形式のオウンドメディアです。ブランディング目的がメインとなっているメディアです。

ビジネスハックや働き方・生き方などのインタビュー記事が多く、自社製品はそれほど全面に押し出していません。

グループウェアを販売する、サイボウズ株式会社が運営するブランディングが目的のブログ式メディアです。働き方にまつわるインタビューやコラムをコンテンツとしています。

このようなケースでは、SNSでのシェア数やコメント数をKPIにして、「どれだけ拡散されたか」「どれだけの人が興味を持って記事を読んでくれたか」を追います。

mercan(メルカン)

mercan(メルカン)

引用:mercan(メルカン)

フリマアプリの「メルカリ」でおなじみの株式会社メルカリが運営する、採用目的のメディアです。自社の社員紹介やイベントレポートなどをコンテンツとしています。

採用目的のメディアの場合、応募人数や採用率、採用コストなど採用に関わる数値をKPIとして追います。

ジモコロ(イーアイデム)

引用:ジモコロ

全体オーガニックSNS流入割合
アクセス数320万人68.23%3.60%
  • アクセス数(全体、オーガニック、SNSの流入割合も)

求人サイトと共同で運営することで、リクルーティングに強みを持つオウンドメディアです。地元に寄り添ったコンテンツが多く、内容をエンタメ性の高い記事にすることで若年層の認知度アップに成功しています。

 また地元に関連するコンテンツをそろえることで、そのエリアの求人に強いというブランディング効果を与えています。 

オウンドメディア構築前に社内で共有すべき事前知識

事前知識がない状態でやみくもにオウンドメディアを運用してしまうと、失敗をしてしまうでしょう。オウンドメディアを運用するには企画・ライティング・編集・校正・入稿作業・スケジュール管理・計測および検証などの業務が発生します。委託をするにしても人材や費用は用意しないといけません。

また、オウンドメディアで成果を出すには必ず時間がかかります。長期的に計画を立てないと予算が足りなくなったり、担当者の負担が大きくなったりと、運営を停止する原因に繋がります。

成果が出るまで半年以上の期間が必要

顧客の購買に至るまでの過程

▲認知して興味をもち検索、購入に至るまでの月日

オウンドメディアで成果を出すには半年以上の期間が必要です。検索エンジンに評価されるには、オウンドメディア内でコンテンツを量産して、ドメイン自体のパワーを上げる必要があります。

専門性の高い良質なコンテンツを網羅したとしても、検索上位に表示されるには半年以上はかかるでしょう。なので、短期的に成果を見込んで資金を確保してしまうと、資金が底をつき撤退することになります。

オウンドメディアの立ち上げ初期の効果測定法について詳しく知りたい場合は“オウンドメディアの効果測定方法-小川卓氏が語る重視すべき指標とは”を参考にしてください。

自社方針による広告費削減のタイミングでも効果が見込める

広告費を削減しても、オウンドメディアを所有していれば成約率向上の効果が見込めます。自社の商品を伝える方法が広告のみの場合だと、広告費を削減すると売上減少を招く恐れがあります。

その点、オウンドメディアでは専門性の高い良質なコンテンツを所有していれば、自然検索によりユーザーが何もしなくてもアクセスしてくれるので、売上に左右されずに広告費を削減できます。

マネタイズの形式を多角化できる

オウンドメディアでは主に三つの形式でマネタイズができます。

三つのマネタイズ形式

  • ブランディングによる、間接的かつ長期的マネタイズ
  • 事業・採用課題を解決するマネタイズ
  • 直接収益型マネタイズ

自社のサービスを販売する以外にも、広告掲載をして利益を発生させるられます。

マネタイズの形式のよって特性があり使われる戦略も違ってきますので、自社の目的にあった形式を選ぶようにしましょう。

参考マネタイズに成功している8種のオウンドメディア戦略

Webコンテンツ制作のリソースを確保する必要がある

Webコンテンツのオウンドメディアを制作する際には、知見のある人を確保する必要があります。コンテンツの質が悪いと検索エンジンの評価が悪くなり、自然検索から流入が見込めなくなってしまいます。

運用する際の業務一覧

  • キーワード選定
  • 企画・制作
  • 編集・校正
  • コンテンツ配信
  • 分析および改善
  • 広告運用

もし、自社に知見のある人材やノウハウなどがない場合は、制作から運用までを全て請け負ってもらえる会社に外部委託をするのがいいでしょう。

参考オウンドメディア構築を外注するときの相場と上司に提案すべき選択肢

参考オウンドメディアを構築してくれるサービス10選2019年相場

medifundではオウンドメディアの構築をから、SEOに強い記事制作までを全て担当できます。外注を考えているのであれば以下よりお問い合わせください。
「オウンドメディア構築サービス」

記事制作のみを外注したい場合は、以下よりお問い合わせください。
「オウンドメディア記事制作1記事3万円から-業界の専門家が執筆」

リマーケティング(リターゲティング)広告で広告効果向上施策が可能になる

オウンドメディアでリマーケティング(リターゲティング)広告を取り入れることで、CVRを高めて広告効果の向上が見込みます。

この広告は一度サイトに訪れた人に、そのサイトに関連した広告を表示するものです。ユーザーが関心を持った状態で商品を紹介するので、いきなり広告を見せるよりも反応率が高いです。

オウンドメディアのはじめかた

コンテンツSEOの実施手順

コンテンツSEOを成功させるためには、必要な実施項目を正しい順序で行うことが重要

オウンドメディアの構築は手順を把握できれば、そこまで難しくありません。ですが、最初の難関は何から手をつけたらいいか分からないことでしょう。

ゼロからオウンドメディアの立ち上げ方を知りたい方は“ゼロから立ち上げるオウンドメディアの作り方マニュアル”を参考にしてください。

コンテンツマーケティングを始める4ステップ

オウンドメディアのKPIを設定する

KPIを設定するには、オウンドメディアの売上向上に繋がる項目を洗い出す必要があります。

▲KGIからオウンドメディアのKPIを設定する

▲KGIからオウンドメディアのKPIを設定する

売上を?%増やす

  • 検索流入上げる
  • 商品の単価を見直す
  • 1カ月のCVを増やす
  • 新規ユーザーを増やす

この項目をどのように改善すればいいのかを、最終目標となるKGIを元に考える必要があります。

オウンドメディアを使う際に設定されるKGI

オウンドメディアを使う際のKGIは「認知度を上げる」「新ユーザーを増やす」「オンライン経由で購入してもらう」などが設定される

KGIとKPIの設定

KGIは最終ゴール、KPIは最終ゴールまでの通過点のことをいう

参考オウンドメディアの効果測定方法-小川卓氏が語る重視すべき指標とは

自社の強みの見つけ方

KPIとして設定してCV数から逆算し、使えそうな自社の強みを探すと活かすべき強みを見つけやすい

オウンドメディアにはKGIとKPIの設定が重要

オウンドメディアの運用を始めるときには、メディアの目的をしっかりと定めて、それに応じたKGIとKPIを設定することがとても大切です。この設定をきちんと行わないと、オウンドメディアの運用が上手く行かなくなります。

事業の方向性が変わると、メディアの目的が変わることもあります。そのときは変わった方針に合わせてKGIとKPIの再設定をする必要があります。

また、オウンドメディアの良し悪しの判断として、メディア内のリンクからの売上のみを計測していると上手くいかなくなります。オウンドメディアはWeb広告やSNSとの相乗効果でマーケティングを加速させるもので、間接的な効果も大きいです。オウンドメディア単体で見るのではなく、他の手法の影響も加味した上で良し悪しの判断をする必要があります。

オウンドメディア運用計画を立てる

運用計画の立て方とは

▲成長期、拡大期、再成長期に向けて取り組まなければならない課題

オウンドメディアで目的を達成させたいのなら、月ごとに大まかな運用計画を立てる必要があります。

最初はとにかく記事を量産しなくてはなりません。どの作業にどのくらいのリソースを割くのか、どの作業を委託するのか、全体とそれぞれの作業に割振れる予算はどの程度確保できているのかを確認しておきましょう。

割り振った人材に作業を集中させてしまうと、パンクする恐れがあるので長期的に無理のない形に計画を立てるのがポイントです。

オウンドメディアの効果が出るまでの例

オウンドメディアは最終的な成果が出るまで時間がかかるが、成果が出るまでの過程を共有する必要がある

オウンドメディアのターゲットを設定する

ターゲット選定の仕方とは

▲目的とKPIより、ターゲットを設定

ターゲットを設定することでコンテンツ作成の基準ができるので、今後の運営が成功しやすいです。目的とKPIが設定できていれば、ターゲットの選定もできます。

目的が「リードの獲得」でKPIが「資料請求フォームへの登録者数」で設定していれば、ターゲットはエンドユーザーです。このように整理ができていればターゲットは見えてきますが、目的が多すぎてしまうと道が枝分かれしてしまいゴールを見失ってしまいます。

目的は一つに絞り、多くを求めすぎないようにしましょう。

参考オウンドメディアのターゲット選定方法を事例を交えて公開

ペルソナ

ペルソナで想定する情報例

カスタマージャーニーマップ_テンプレート

事前に作成しておきたいカスタマージャーニー例

オウンドメディアのコンセプトを設定する

ターゲットユーザーの不安をどのように解決するのかが、オウンドメディアのコンセプトになります。自社商品とのコンセプトも踏まえて考える必要があります。商品コンセプトと大きくことなってしまうと、オウンドメディアからの離脱率が高まる恐れがあります。

自社商品がユーザーの課題をどのように解決できるのか言語化するといいでしょう。

オウンドメディア構築前にやるべきこと

オウンドメディア構築前にやるべきこと

SWOT分析

オウンドメディア戦略を決める

マネタイズ形式によって使っていく戦略は違ってきます。戦略は目標となる数字を達成するにはどうするのか、なぜこのコンテンツ制作をするのかを目的を元に決めるといいでしょう。

参考オウンドメディア戦略のメリットと他社事例

短期で成果を狙う戦略や目的にそぐわない戦略を立ててしまうと、撤退することになります。コンセプトを設定して長期的に運営できる戦略を立てるようにしましょう。

参考オウンドメディアでSEO対策に失敗する企業5つの共通点

オウンドメディアを構築する

オウンドメディアの構築には、外注か自社で構築する二つの方法があります。

メリットデメリット
外注運営・コンテンツの制作・人材の確保全てを担当してもらえる費用が高い初期費用:100万〜300万以上継続費用:月額1万〜20万円
自社費用がかからない
    • それぞれの作業に適した人材を探す
    • 知見がない場合は、人件費と運営費により中止になる恐れがある

自社内に知見がある人材がいるのであれば、独自ドメインを入手してCMSを使ってオウンドメディアを構築するのがいいでしょう。

参考オウンドメディアを構築の流れ

デジタルマーケティングに取り組んでいる人は「オウンドメディア」という言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。企業とインターネットとの関わり方が多様化している中で、オウンドメディアはデジタルマーケティングには欠かせないものと言われています。でも、「なぜ必要なのか」をしっかり理解している人はそこまで多くないのではないでしょうか?

そこで今回はこれからオウンドメディアを始めようとしているあなたに「なぜオウンドメディアが必要なのか?」をお伝えします。

参考オウンドメディアとは

記事制作前に削るべき要素を決めておく

記事制作前に削るべき要素を決めておく。すべての記事で完璧を目指すとムダな工数が発生。

記事外注のメリットデメリット

長期で運用するなら自社でコンテンツを制作する方がおすすめ

Webコンテンツ規格制作の手順

外注する際はできるだけ制作だけを依頼し、企画は自社で行うことをおすすめする

ページの関連性

ページの関連性、階層構造でクローラーがサイト全体のページを探しやすいようにする

オウンドメディア運用組織体制

オウンドメディア運用組織体制例

オウンドメディアの運用体制を決めたら、自社と外部でどこまでを依頼するかを明確に決めましょう。

オウンドメディアで自社のファンを育てる

オウンドメディアの最大のメリットは「自社のファンを育てることができる」ことにあります。

テレビCMやWeb広告などの広告媒体での宣伝は、宣伝する側からの一方的なメッセージです。メッセージが刺さるユーザーがいたとしても、あくまで一過性のもので、似たようなサービスがあればすぐにそちらに興味が移ってしまいます。

一方、オウンドメディアでは、ターゲットとするユーザーが欲しい情報を集めてWebサイトやブログを作るので、ユーザーの方から興味を持ってサービスに接触することができます。ユーザーの欲しい情報を継続して提供することができれば、それだけユーザーからの信頼も厚くなり、サービスを利用してもらえる可能性が高まるのです。

オウンドメディアではコンテンツの質が鍵となる

オウンドメディアを作るとき、なによりも重要なのが「ユーザーがほしい情報を提供する」ということです。最終的な目的が自社サービスを利用してもらうことだとしても、それが必ずしも本当にユーザーがほしい情報とは限りません。それぞれのユーザーでほしい情報は違います。

記事の質を高めるために実施したいこと

記事の質を高めるために実施したいこと

コンテンツを作るときには、

  • メディア全体のテーマは何にするのか
  • どのようなユーザーにコンテンツを読んでほしいのか(年代、性別、職業…)
  • ユーザーはどのような悩みや疑問を持っているのか
  • ユーザーはどのようなキーワードで検索してくるのか

といったユーザー目線でのコンテンツ設計をしっかりと行う必要があります。

信頼できる情報をライティングするためには、信ぴょう性の高い発信者の情報や元となった情報を引用する、または自らが精通している分野の情報を利用するといった方法がある

信頼できる情報をライティングするためには、信ぴょう性の高い発信者の情報や元となった情報を引用する、または自らが精通している分野の情報を利用するといった方法がある

オウンドメディアを立ち上げるときのKPIの立て方

オウンドメディアを立ち上げるときは、最終的なゴール(KGI)と同時に、ゴールを達成するために達成しなければならない数値(KPI)も決めましょう。KGIやKPIを立てないままにメディアを立ち上げてしまうと、結局何の効果があったのか分からなくなっていましまいます。

KPIはいきなり大きな数値を目標にしないで、小さな数値から始めるとよいです。あまり大きな数値から始めてしまうと、上手く行かずに挫折してしまうことも少なくありません。

ステップ1:更新頻度

メディアの立ち上げ初期はとにかくコンテンツを充実させることに集中しなければなりません。地道に根気よく記事を増やしていく必要があります。

今までメディアに携わったことがない人であれば、定期的に多くの記事を作成するのは予想以上に大変なことです。外注をしたとしても、最終チェックは自分で行わなければなりません。ここで挫折してメディア運用をあきらめてしまう企業がたくさんあります。まずは毎日記事を更新できる体制づくりを目指しましょう。

ステップ2:PV数やUU数

定期的にコンテンツを作成できるようになったら、どれだけの人がどれくらいメディアを見ているのかを検証していきます。

PVやUUを増やすためには

  • オーガニック検索からの流入
  • SNSからの流入

が大きな柱となります。これらの指標も合わせて検証していきましょう。

ステップ3:クリック率やCV率

一定のユーザーがメディアを訪れてくれるようになったら、ようやくどうしたらCVにつながるのかを検証していきます。

自社製品やサービスへのリンクやバナーを設置しているのであれば、

  • どれくらいのユーザーがクリックしてくれているのか
  • クリックしたユーザーのうち、最終的に問い合わせや購入につながっている割合はどうなのか

をいろいろな角度から検証していきます。

KPIの設定によってメディアの目的が変わる

メディアの目的を決めた上で、KGI(最終的なゴール指標)とKPI(最終ゴールを達成する過程で達成しなければならない指標)を決めます。

ここで間違ったKPIを設定してしまうと、当初決めたメディアの目的からずれてしまうことがあります。

どういうことかというと、たとえば会員数を増やすことが目的で運用しているメディアでKPIをSNSでのシェア数に設定したとします。

このとき、「会員登録フォームへの送客」をKPIにしていないと、「SNSではシェアされるけれど、会員数は増えない」という現象が起こる可能性があります。そうなると会員数を増やす目的で運用していたはずが、ブランディング目的のメディアとして運用されてしまっていたということになってしまうのです。

KGIから逆算して、正しいKPIを定めないと意図した目的どおりにメディアの運用ができなくなってしまうのです。

オウンドメディア構築・運用代行はmedifundへ

オウンドメディアを作ることによって、自社のファンを作ることができ、サービスの利用や製品の購入につながります。また、広告だけに頼らないマーケティング戦略を立てることもできます。オウンドメディア運用には、地道な作業も必要になってきますが、コツコツ積み上げれば最終的には大きな成果を出すことができます。自社のマーケティングを大きく飛躍させるために、オウンドメディアに挑戦してみましょう。

オウンドメディア構築をしておけば、広告費用をかけなくても成約率を上げ続けられます。ですが、成果はすぐには出せません。運用の仕方を間違えてしまうと予算が足りなくなり運営中止になってしまうことが多いのも事実です。

オウンドメディアで成果を出すには、コンテンツの質を高めることがポイントになっています。“オウンドメディアコンサルで成果が出た具体的な施策内容”を参考にしてください。

もし、自社でノウハウや経験がないのであれば、構築・運用を委託してみましょう。実績のある会社に委託をすることで、短期間で成果を出せるので結果的に費用を安く済ませられます。

medifundはSEO対策の他に、オウンドメディアの構築・運用など集客から成約率向上のためのプランをご提案いたします。

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