Webを使った集客を考えると、「Webメディアを使った集客」に行き着きます。とは言っても、Webメディアを作ったことがないと「Webメディアってどうやって集客につなげるの?」「Webメディアを作るとどのくらい売上が上がるの?」など分からないことだらけですよね。

そこで、今回はWebメディア集客で得られる効果と、成果を出すための方法についてお伝えします。

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Webメディアを使った集客

Webメディアとはどんなものか

Webメディアはオウンドメディアとも呼ばれ、ブランディングやリード・売上獲得につなげるために、自社で運営するユーザーが欲しい情報を集めたWebサイトやブログです。近年はWeb広告だけでなく、Webメディアを活用して集客につなげようと考える企業が多くなっています。

Webメディアはなぜ集客に重要なのか

Webメディアでユーザーが欲しい情報を発信し続けることで、「自社のファン」を作ることができるのがWebメディアを運営する最大のメリットです。また、Webメディアを検索結果の上位に表示させたり、Webメディアを定期的に訪れるユーザーを獲得できればWebメディアにユーザーを安定して流入させることもできます。

具体的に、Webメディアでの成功事例をアクセス数や売上と一緒に見てみましょう。

北欧、暮らしの道具店

北欧、暮らしの道具店

引用:北欧、暮らしの道具店

株式会社クラシコムが運営する、ECサイトとWebメディアが一体になったサイトです。

立ち上げ当初は月数百万だった売上がわずか2年で2億円を超えています。現在は月間83万のユーザーが訪れるメディアとなっています。

OMG Press

OMG Press

引用:OMG Press

オーマイグラス株式会社が運営する、メガネをテーマにしたライフスタイルサイトです。メディアの月間訪問は17万人、ECサイトの月間訪問者数は32万人となっています。ECサイトの購入者の20%はOMG pressの読者になっていることも特徴です。

実店舗と合わせて、10億円以上の売上が見込まれています。

トリプルメディアを意識する

トリプルメディアとは

「トリプルメディア」はWebマーケティングを考えるときに、ユーザーが接するメディアを3つに分ける考え方です。

ペイドメディア

有料で広告を出稿するメディアです。具体的には、Yahoo!のトップページなどのポータルサイトや有名ニュースサイトなどになります。リスティング広告とよばれるテキスト広告を出稿する場合には、GoogleやYahoo!などの検索エンジンもペイドメディアになります。

オウンドメディア

自社で運営し、ユーザーに情報を提供するWebサイトやブログなどのメディアです。企業サイト、ECサイト、商品やサービスに関連する情報を提供するコンテンツサイトなど様々な手法があり、自社の戦略に合わせてユーザーに情報提供をすることができます。

アーンドメディア

TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアで、ユーザー自身での拡散を狙う手法です。情報のコントロールが非常に難しいといった側面がある一方で、うまく利用できれば世の中のトレンドを知ることができ、ユーザーとの双方向のコミュニケーションも図れるメディアになります。

トリプルメディアが効果的な理由

トリプルメディアにはそれぞれ役割があり、すべて網羅することでユーザーを取りこぼしなく獲得することができます。

ペイドメディアは企業や商品・サービスの認知拡大につながります。ペイドメディアはユーザー数が多く、より多くのユーザーと接することができます。短期的な集客に向いているといえます。

オウンドメディアはより詳しい企業や商品情報を提供することができます。ペイドメディアでは伝えられないより細かい情報もユーザーに伝えられます。ブランディングや中長期的な集客に向いていると言えます。

アーンドメディアは信用や評判を得て、自社のファンを増やすことができます。オウンドメディアで発信した情報を拡散することもできます。

Webメディアを使った5つの集客方法

Webメディアを利用した集客を考えるとき、「Webメディアにアクセスを集める方法」と「Webメディアへのアクセスを売上に変える方法」の2つを考える必要があります。

それぞれの手法についてご紹介します。

Webメディアにアクセスを集める方法

Web広告

Web広告と一口にいってもたくさんの種類があります。次の2つをまず始めるとよいでしょう。

リスティング広告

GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、キーワード検索したときに検索結果に表示されるテキスト広告です。

ユーザーが検索したキーワードに応じて広告が表示されるので、興味・関心が高いユーザーに向けて広告を表示することができます。

ディスプレイ広告

広告枠を開放しているブログやWebサイトに出稿するバナー広告です。

検索結果一覧以外の画面を見ているユーザーに広く接触することができます。出稿サイトのカテゴリーを選んだり、特定の内容に興味・関心があるユーザーに配信するなど、出し分けをすることができます。

SNS

主なSNSとして、次の4つがあります。SNSによってユーザー層が違うので、集客する商品やサービスによって使い分けるとよいでしょう。

①Twitter:オタク系、ネタ系
  • ユーザー層

10代〜20代の若年層が50%以上を占めています。30代〜40代のユーザーも増えてきていますが、シニア層のユーザーは少ないです。

  • 特徴

国内では匿名でアカウントを持つユーザーが圧倒的に多いです。また、「趣味用」「連絡用」と複数のアカウントを使い分けているユーザーも少なくありません。

投稿の内容としては、TVアニメなどのいわゆる「オタク系カルチャー」のキーワードがしばしばトレンドになります。その他、自虐系やテレビ番組関連、ニッチな社会ネタなどがトレンドに上がることもあります。

  • 集客におすすめの商品・サービス

いわゆる「ネタになるもの」「笑いのたねになるもの」が好まれます。また、「実質的に役に立つもの」「日常で役立つ裏技グッズ」なども好まれます。

②Facebook:ビジネス系、意識高い系
  • ユーザー層

20代〜30代のユーザーがメインユーザーになります。40代以降のユーザーもTwitterと比べると多くなっています。

  • 特徴

基本的に実名登録であることが大きな特徴です。住んでいる地域や職業、年齢などを登録しているユーザーも少なくないため、ターゲティングに利用することもできます。また、ビジネスで利用するためにアカウントを取得するユーザーが多く、若年層でも実社会でのコネクションづくりに活用しているケースが多くみられます。

  • 集客におすすめの商品・サービス

「スタイリッシュな商品」「ビジネス向けの製品」が好まれます。また、ユーザーはいわゆる「意識高い系」の投稿を意識しているので、「ライフスタイルをよくする商品」「ポジティブな印象の商品」も親和性が高いです。

③Instagram:おしゃれ系、女性が好むもの
  • ユーザー層

10代〜20代のユーザーが圧倒的に多く、ほとんどがスマホからの利用です。また女性ユーザーが大半を占めるのも大きな特徴です。

  • 特徴

「トレンドに敏感な若い女性が利用するツール」と言っても過言ではありません。写真投稿がメインであるというSNSの特徴も相まって、とにかく「見栄えのよさ(インスタ映え)」が意識するポイントになります。

  • 集客におすすめの商品・サービス

「若い女性向けのおしゃれでかわいいもの」と親和性が高いです。具体的には、アパレル、コスメ、インテリア、美容、カフェ・レストラン、レジャーなどがあります。

④LINE:ファミリー向け、実店舗集客
  • ユーザー層

かつては10代〜20代の若年層のユーザーが多かったのですが、今では30代〜50代のユーザーも増えていて、幅広い年齢層のユーザーが利用しています。

  • 特徴

日本ではメインの連絡手段がLINEという人が爆発的に増えたため、月間のアクティブユーザー率が90%を超えています。また、スマホのライトユーザーも多いことが特徴です。

  • 集客におすすめの商品・サービス

家族間やママ友同士の連絡に使われるようになっているので、ファミリー向けや主婦向けの商品の広告が伸びています。また、グループラインで「飲みに行く」「仲間同士で集まる」といったやり取りに利用されることも多いため、居酒屋やレストランなどの集客にも相性がよいです。その他、リーズナブルな商品、スーパーや美容院などの実店舗集客にもよく使われています。

SEO対策

検索結果一覧で、オウンドメディアをより多く露出するための対策です。想定されるユーザーをしっかり分析し、狙っているユーザーが検索するキーワードでより上位に表示されるようにメディアを育てていきます。

Web広告のように短期的に成果が出る手法ではなく、中長期的に取り組む手法になります。しかし、Webメディアを成長させるためには避けて通れない手法のひとつです。

Webメディアに集まったアクセスを売上に変える方法

リード獲得

売上につながる可能性がある見込み客を獲得します。具体的には、Webメディアのコンテンツに問い合わせフォームやメールマガジン登録フォームのリンクを設置し、そこから見込み客を獲得していきます。

LP、注文ページ

直接的に売上につながる顧客を獲得していきます。具体的には、WebメディアにLPや注文ページへのリンクを設置し、そこから売上を獲得していきます。

それぞれの手法は相互に関わらせる

それぞれの手法を相互に関わらせることで、より効果的にWebメディアを使ったマーケティングを行うことができます。

Webメディア相互関係

例えば、Webメディアからより費用対効果の高いキーワードを見つけてリスティング広告を出稿したり、SNSでWebメディアを拡散させることで、検索順位の向上が期待できます。

Webメディアを作ることで、Webメディアを中心としたマーケティング戦略を立てることが可能になります。

WebメディアをハブとしてWebマーケティングを加速させる

Webメディアを中心としてWebマーケティングを設計すれば、より費用対効果の高いキーワードで広告を出稿し、SNSでの拡散効果で検索結果の上位獲得が期待できます。SNSユーザーが増えている今、重要になるのがSNSのフォロワー獲得です。メディアのファンを増やし、SNSでのフォロワーも増やしていくという施策が「離れないファン」を獲得するために大事になります。