SEO対策を行ったコンテンツを多数公開することにより、様々なキーワードで上位表示を狙うことが可能なオウンドメディア。「オウンドメディアの立ち上げるには、まずはサイトの設計を考えたほうが良いのか、商品の訴求方法を考えたほうが良いのか。」というご相談を多くの経営者からいただきます。

オウンドメディアの立ち上げにおける最初の課題は「どんなことから手を付けていいのか分からない」ことです。

そこで本記事では、オウンドメディアを0から立ち上げる手順を紹介します。オウンドメディアを立ち上げるのは、設定が難しく面倒と感じがちですが、手順さえ把握できればそこまでハードルは高くありません。

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オウンドメディアを立ち上げる手順

実際にオウンドメディアを作るには、以下の3段階があります。

  1. 計画:競合リサーチ・目的設定
  2. 制作:サイトデザイン・記事入稿
  3. 公開:リンク設定・サイト拡散

それぞれの段階ごとに紹介します。

1.計画:競合リサーチ・目的設定

計画の段階では、

  • 競合のリサーチ
  • 目的の設定

をします。それぞれ詳しく説明します。

1-1.競合のリサーチ:ライバルを調査して自社サイトのターゲットを決める

競合のリサーチでは、ライバルのサイトがどんな戦略で誰をターゲットにしているのかを分析します。まずは検索キーワードを調査するために「関連キーワード取得ツール」を使いましょう。

例えば、関連キーワード取得ツールに、「ダイエットサプリ」の検索キーワードを入力すると

SEOキーワード

などのキーワードを探すことができます。上記のキーワードを検索した結果、上位の記事が同じサイトで埋め尽くされていないかを確認し、自社のオウンドメディアで対抗できるかを判断する必要があります。また競合サイトがどんなターゲットを設定してるかを分析し、独自のターゲットを設定しましょう。

ターゲットを絞らずに記事を書いてしまうと、読者の関心を引けずに離脱されてしまう可能性が高いです。ターゲットを明確にすることで、読み手の関心を引き商品の購入意欲を高めることができます。ターゲットを設定するには

  • 年齢:30代
  • 性別:女性
  • 職業:OL
  • 住所:東京都
  • 年収:350万
  • 趣味:週に1回の休日にオリジナルの料理をつくる。
  • 家蔵構成:一人暮らし

など、細かく設定するのがおすすめです。

1-2.目的の設定:オウンドメディアの目的を明確にする

目的の設定では、オウンドメディア運営の目的(KGI・KPI)を決めます。オウンドメディア運営の目的(KGI・KPI)を決めることで、サイトの方向性がブレるのを防ぐことが可能です。

  • KGIとは:最終ゴールとなる目的
  • KPIとは:KGIを達成するためにするべきこと

例えば、オウンドメディアを使う際に設定されるKGIは

  • 商品や企業の認知度を上げる
  • 新しいユーザーを増やす
  • 商品をオンライン経由で購入してもらう
  • 再訪問をしてもらいリピーターを増やす
  • オウンドメディアでマネタイズする

などが挙げられます。では実際に「商品や企業の認知度を5%上げる」で考えてみましょう。この場合、KPI

  • 商品を使用したユーザーの声を10件集める
  • 企業が社内でしている活動を月に1件発信する
  • 商品を使うと解決できることを月に5件記事にする

などを設定できます。オウンドメディア運営の目的(KGI・KPI)を明確にすることで、達成までに取り組むべき行動がはっきりします。

2.制作:サイトデザイン・記事入稿

制作の段階では、

  • 成約ページを作る
  • SEOキーワードを探す
  • サイトを作る
  • 記事の入稿

をします。それぞれ詳しく説明します。

2-1.成約ページを作る

成約ページ(キラーページ)とは、サービスや商品を買う意欲を高める広告ページのことです。例えば、「株式会社ヴィジョンステイト」のダイエットサプリの場合。成約ページには

株式会社ヴィジョンステイト

引用:株式会社ヴィジョンステイト

株式会社ヴィジョンステイト2

引用:株式会社ヴィジョンステイト

などの情報を入れることで、読者の購入意欲を高めています。

成約ページにアクセスすることで、読者はサービスや商品を利用するイメージができます。その結果、サービスや商品の魅力を感じさせ利用してもらう可能性を高めることが可能です。サービスの

  • 独自の特徴
  • メリット
  • 価格の安さ
  • 効果の高さ
  • 今買うべき理由

などの情報を1つのページにまとめることで、購入する意欲を高めることができます。

2-2-2.SEOキーワードを探す

SEOキーワードとは、読者が検索エンジンに入力するキーワードです。検索の結果で上位に表示したいキーワードを探すことで、ペルソナに合った記事を作ることができます。ここでは、先ほどターゲットを決める際に説明したダイエットサプリで説明します。例えば、上位に表示したいキーワードが「ダイエット サプリ おすすめ」の場合、検索者がもつ悩みや不安を分析します。おすすめのダイエットサプリを探すユーザーは、

  • ダイエットサプリの知識が少なく、効果の高い商品を探している
  • 効率良く自分に合ったダイエットサプリを見つけたい

などが考えられます。

つまり、SEOキーワードを見つけることで読者が求めている情報がわかり、狙ったターゲットに訴求することが可能です。

2-3.サイトを作る

作成した記事を入れるサイトを作るために、

  • ドメイン名
  • プラットフォーム(CMS)
  • サイトのデザイン

などを決める必要があります。

ドメイン名は、オウンドメディア名と同じものやメディア内容に似たものを設定すると、SEO対策に有利に働きます。プラットフォームは、「CMS」とも言われています。CMSとは、HTMLやCSSの知識が無くてもWebサイトを簡単に管理したり更新したりできるシステムです。例えば、「WordPress(ワードプレス)」や「はてなブログMedia」などがあげられます。デザインは、サイトを訪問した読者がコンテンツ内容やサイトコンセプトなどが連想できる印象に残りやすいものを採用しましょう。

2-4.記事の入稿

記事は、読者のターゲットや選定したSEOキーワードを考えながらつくります。そうすることで、正確に読者が求めている情報を届けることができます。その結果、記事を上位に表示させやすくすることが可能です。

3.公開:リンク設定・サイト拡散

公開の段階では

  • リンクの設定
  • サイトの拡散

をします。それぞれ詳しく説明します。

3-1.リンクの設定

関連するサイトから被リンクを多くもらうと、SEO対策の効果があります。また被リンクは、自社オウンドメディアのアクセスルートとなりサイトの表示をしやすくします。被リンクをもらうためには、読者が求める情報を網羅した良質の記事を作りましょう。アクセスや読者が増えることで、検索エンジンの結果を上位に表示させやすくすることが可能です。

3-2.サイトの拡散

自社の公式TwitterやFacebookなどのSNSやEメールのメルマガを使い、自社のオウンドメディアを広げましょう。SNSは利用ユーザーが多く、拡散しやすい環境です。さらに自社のオウンドメディアにSNSのボタンを設定することで、拡散をうながすことができます。またEメールを使ってメルマガを発信すると、読者に対してダイレクトに情報を提供することが可能です。その結果、アクセス数をあげたりオウンドメディア経由での売上を伸ばしたりできます。

オウンドメディアとは独自のメディアで情報を発信するコンテンツ

オウンドメディアは、ブログ、ホームページ、メールマガジンなどを使い、自社の商品やサービスを広めることができます。新規のユーザーさまだけでなく、ファンを作ることでリピーターを獲得することが可能です。オウンドメディアは自社の商品やサービスにおける情報発信をコントロールすることができるので、市場の変化や流行に対応できます。

オウンドメディアにおける流入のタイプには、大きく分けて

  • 検索型
  • バズ型
  • ブランド型

という3つが存在します。それぞれ詳しく説明します。

検索型:検索エンジン経由による流入

検索型では、Googleの検索エンジンによる流入でメディアの閲覧数を伸ばします。検索型の特徴は、読者が悩んでいたり不安を感じたりして求める情報を自ら検索エンジンでみつけることです。アクセスした読者に対し、問題を解決できる情報を直接的に提示することができます。読者が求める情報をオウンドメディアにまとめておくことで、複数のページを見てもらうことが可能です。検索型は、読者が求めている情報を直接的に伝えやすいため、利益に繋がりやすいです。

例えば、株式会社リクルートホールディングスが運営しているMeet Recruitです。

Meet Recruit

引用:Meet Recruit

また検索型の場合は、オウンドメディアのターゲットや競合サイトの状態によって、すぐに効果を発揮することが考えられます。商品やサービスの知名度に関係なく読者に訴求できるので、オウンドメディアの立ち上げを考えている方にはおすすめの型です。

バズ型:シェア&被リンクによる流入

バズ型では、SNSなどの拡散による流入でメディアの閲覧数を伸ばします。バズ型の特徴は、人の感情や考え方、共感を揺さぶることでシェアしたくなる内容のものが多いです。そのため、一時的に大量の流入につながります。直接利益につながることが少ないとはいえ、商品やサービスを知ってもらいやすくすることが可能です。

例えば、株式会社LIGが運営する「LIG」はユーザーが面白い記事が多くバズらせて知名度を上げています。

LIG

引用:LIG

ブランド型:ブランド名による流入

ブランド型では、すでに認知されたブランド名の検索による流入でメディアの閲覧数を伸ばします。ブランド型の特徴は、オウンドメディアを使ってすでに知られている商品やサービス利用をうながしたりもう一度使ったりしてもらえることです。そのため、すでに知名度がある状態の商品やサービスが求められます。ブランド型は、知名度が低い商品やサービスを対象にする場合は難しい手法です。

例えば、株式会社ルーシーが運営するバズ部は、Webマーケティングなどのジャンルを扱うオウンドメディアです。

バズ部

引用:バズ部

オウンドメディアを立ち上げて自社ブランドの知名度をあげよう

オウンドメディアの立ち上げは、手順を間違わなければ効率的に成果を得ることができます。立ち上げる前は難しいと感じてしまうことが多いですが、実際に手を動かしてみると必要な作業はそこまで多くありません。まずは、自社の商品やサービスの競合となるサイトをチェックすることから始めることをおすすめします。

記事制作の前に必ず内部リンクを設計しよう

当ブログメディアではブログの記事数を極力抑え、検索ユーザーに適した情報に合った内部リンク施策を施しており、弊社は毎月安定したお問い合わせを頂いています。

あなたのブログサイトに記事数が100記事以上あるにもかかわらず安定した問い合わせやメールアドレスの取得ができていない場合は、サイト内で見込み客を教育する内部リンク施策がなされていないからかもしれません。

これまで更新した1記事1記事のSEOキーワードや検索意図をどのように仮定し、コンテンツを作成したのか。また、購買意欲をそそる内部リンク先の記事はどのように決めるのか。

これらをすべて把握できるSEOコンテンツ管理シート(Excel、Googleスプレッドシート)を下記ボタンからダウンロードできます。

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いきなりブログ記事を更新するのではなく、本シートを利用し、SEOキーワードに基づくコンテンツ企画、ターゲティングを行ってからブログ作成に取り掛かるとブログからの売上が大幅に改善することになるでしょう。