ブログの検索順位を上げるためには、SEOを行う必要があります。やみくもに記事を増やすだけではアクセス数は増えず、検索順位は上昇しません。ブログ集客を行う上でページを読むユーザーとGoogle検索アルゴリズムの理解は重要です。

具体的な検索順位を上げる可能性を高める方法として

  • キーワードを選定する
  • キーワードから記事を書き、タイトルをつける
  • 読者のためになる記事を書く

などが挙げられます。ポイントを押さえた記事を量産することが、検索順位の上昇に繋がります。

ブログの検索順位を上昇させる方法

ブログの検索順位を上昇させるためには、Googleの検索アルゴリズムを考慮した上で上位に表示されるようなブログの書き方をします。

検索エンジンに高く評価されるためにユーザーが実施する施策をまとめてSEOと称しますが、専門的な知識がないノンエンジニアでも少し工夫をすれば可能な施策はいくつか存在します。専門知識ゼロ・ノンエンジニアでも対応できるブログの検索順位を上昇させるオーソドックスな手法は6つです。

1.キーワードの選定

キーワードプランナー入札単価

キーワードプランナー画面

検索した際の順位を上昇させるためには、前提としてターゲットにするキーワードを選定します。日本の場合はGoogleとYahoo!がシェアの大半を占めていています。そして、Googleなら「キーワードプランナー」、Yahooなら「キーワードアドバイスツール」を使用すれば、ターゲットにするキーワードの検索ボリューム数と広告を出稿する際の単価が調べられます。

参考キーワード選定の方法

ラベルキーワード選定マニュアルダウンロード

ただし、Google/YahooのWeb広告に一定金額以上出稿しないと正確な検索ボリュームは分からないので、詳しい検索ボリュームを知りたい場合は広告出稿をおこなう必要があります。

上位表示されている記事を確認する

Googleの検索結果画面の違い

パーソナライズド検索結果画面とシークレットモード検索結果画面で検索順位が異なる様子

検索ボリュームの数が判明しても、それぞれのキーワードで上位表示させる難易度は異なります。キーワードごとの広告への入札単価からおおよその検討はつきますが、実際に狙う可能性があるなら、ターゲットとなる検索キーワードで上位表示の記事を確認すべきです。

上位表示の記事の分量やクオリティなどをリサーチして、ライバルの記事よりも読者に有益な情報を提供できるのならば狙っても良いでしょう。ちなみに、この上位記事を調べるという過程は後に実際にライティングを行う際にも発生します。

2.タイトルにキーワードを入れる

記事の中身を判断する上で一番重要なのはタイトルです。ターゲットにしたキーワードで上位表示されるようにクローラーにインデックスされる、ユーザーに検索結果に並んでいる自社ブログのページに興味を持ってクリックしてもらうためにもタイトルには注意してください。

Google検索結果画面に表示される文字数内で魅力的なタイトルをつける

検索結果画面に表示されるページタイトル

2019年5月22日計測では、GoogleChromeの表示(PC)は38文字以内

タイトルの文字数は32文字前後が良いと言われています。

タイトルが長すぎる場合、一定文字数以降は検索結果から省略されてしまいます。よって、タイトルは検索結果に表示される文字数の範囲内に収めた方が良いでしょう。32文字と説明しましたがこの文字数はあくまでも目安であり仕様の変更によって長くなったり、短くなったりもします。より厳密に文字数を把握したい場合は、上位表示されている記事をリサーチする際に検索結果に表示されている文字数も確認してください。

できるだけ前半にキーワードを入れる

検索結果画面

検索結果画面の最も目立つ先頭(左側)にSEOキーワードを配置

ユーザーは瞬時に検索結果から自分の興味のある記事を選択して、ブログに移動します。よって、ユーザーに直感的に記事に興味を持ってもらうためには、タイトルの前半部分にできるだけ検索キーワードを挿入して、すぐ見てユーザーにとって有益な情報であることをアピールします。

キーワードを羅列するだけではなく、共起語などを調査してユーザーの検索意図を想定した上で、検索意図を満たしていると思わせるタイトルにします。

なお、左側(前半部分)から文章を読み取るのはクローラーも同様です。よって、検索エンジンにキーワードを早く確実に認知させるためには前半にキーワードを置くべきです。

参考SEOライティングのコツ

3.読者のためになる内容を書く

読者の知りたい情報をリサーチする方法としては、色々なサイトを調査する方法やペルソナにマッチングしたユーザーにインタビューする方法などがある

読者の知りたい情報をリサーチする方法としては、色々なサイトを調査する方法やペルソナにマッチングしたユーザーにインタビューする方法などがある

タイトルがいくら素晴らしくても中身が伴っていなければ、すぐにブログから離脱してしまいます。よって、ブログの中身も読者のためになる内容でなければなりません。

「読者のためになる」とは読者の検索意図を満たし満足させることを指します。読者のためになる記事とは「ユーザーが求めていた情報」「ユーザーの役に立つ情報」「新しく、正しい情報」の3つの性質を満たす記事のことを指します。

ユーザーが求めていた情報を提供するためには、ユーザーに検索意図を十分にくみ取る必要がありますし、ユーザーの役に立つ情報にするためにはユーザーが持っている疑問や不安を解消、身に着けたいと思っている知識を提供する必要があります。

そのためには、新しく、正しい情報を伝える必要があります。正しい情報を伝えるためには不確定なソースを排除して質の高い一次情報を元に記事を作らなければなりません。また、記事の種類によってはすぐに情報の鮮度が劣化、使い物にならなくなってしまいこともあるので、常に新鮮な情報にリライトし続けるべきです。

参考コンテンツとは何か❘質の高いコンテンツ作りに必要なものとは

4.適切な見出しを設定する

ブログ記事を作成するにあたっては、いきなり頭から記事を作成するのではなく、まず構成を作ってから、それに肉付けしていく形で記事を作成した方がバランスの良い記事が完成します。構成を作る際にベースとなるのが見出しです。見出しを並べて全体像を俯瞰することによって、取り上げるべき内容に過不足はないか、上から順番に読んで理解しやすい構成になっているかを分析できます。

見出しは階層構造になっている

サイトのカテゴリ分け

構成を作成するにあたって核になるのが見出しです。構成を作る際は最低限、見出しの各項目と簡単な内容は検討した方が良いでしょう。

ブログのようなWeb記事を作成する場合は、構成段階から見出しの階層構造を意識した方が良いでしょう。Web記事はまずタイトルがあって、それを分解する大見出し、大見出しをさらに分解した中見出し、中見出しをさらに分解した小見出しと階層構造になっています。そして、h1、h2、h3といったような見出しタグを使って文章の構造を検索エンジンに読み込ませます。

まず、この階層構造を意識して構成を検討するのが文章作成を効率化させるために必要です。

見出しは内容が想像できるように付ける

見出しはそれを読めばパラグラフの中身が予想できるようなコピーを付けなければなりません。

また、1つの見出しで複数の内容を取り上げようとすると見出しが複雑になってしまうので望ましくありません。1つの見出し内に設定するテーマは1つまでにしてください。1つの見出し内の2つ以上のテーマを入れたい場合は、下位の見出しを作成して別々に紹介した方が良いでしょう。また、見出しがそのパラグラフの内容をきちんと反映しているのかもきちんと確認してください。

参考成果につながるWebコンテンツの作り方

見出しを考える上で重要な競合記事と関連キーワードリサーチ

記事の構成を考える上で重要となるのが上位表示されている記事の内容とSEOキーワードの関連キーワードです。

上位の記事はクローラーが上位表示に値する有用性を持っていると判断しているので、その中身や構成は非常に参考になります。競合の見出しを参考にした上で、自社が作成する記事はどうあるべきか考えた方が良いでしょう。

関連キーワードははターゲットとなる検索キーワードに関連するユーザーの記事に対するニーズを端的に示していることが多いので、共起語を拾うように見出しを作成することによって、検索意図を反映した構成にできます。

5.質の高い記事を量産する

コンテンツマーケティングは記事の品質は高さはもちろんのこと、一定以上の記事の分量が無いと成功しないと考えられます。そのため、ブログを書いて成果を出すためには長期的な視点が必要です。

質の高い記事を用意する

記事の量を重視するあまりメディア内の記事を粗造乱造するケースも見受けられますが、記事の粗造乱造はかえってブログ全体の品質を低下させ検索順位を低下させかねません。

ユーザーが定まっていない、整理していない情報の羅列など、質の高くない記事はユーザーが求めている記事への到達を阻害して、かえってユーザーにとっての有用性を低下させてしまいます。

量も大切ですが、ブログとして最低限必要な記事の品質に関する基準を設定して、満たさないものは排除した方が良いでしょう。品質の高い記事を作成するためにはSEOの技術は大切ですが、コンテンツ自体の有用性、新規性なども重要な要素となります。

記事を量産する

ブログでのコンテンツマーケティングを成功させるためには一定以上の記事を量産した方が良いでしょう。もちろん、どの位の分量を用意すれば良いのかはターゲットとなる検索キーワードのボリュームや競合のWebサイト、自社のブログ記事の品質によって異なりますが広告と比較すると中長期的に取り組む必要があります。

参考Webメディア集客で見込める効果と成果を出す方法

6.SNSで拡散する

SNSでブログ記事を拡散すると、ページのエンゲージメントが高まり、ページの評価を高める効果が期待できます。記事を更新した際はSNSで告知した方が良いでしょう。

例えば、ファッションやコスメなど画像中心のコミュニケーションの場合はインスラグラム、サブカルチャー色が強いコンテンツならツイッター、リアルでコミュニケーションしている年齢高めのユーザーならフェイスブックといったようにSNSの特定に合わせて使い分けてください。

SNSのサイテーション効果

SNSでの情報拡散には被リンク効果はありませんが、固有名詞が引用されればサイテーション効果は発生します。

よく誤解されるのがSNSへの投稿で得られるSEO効果ですが、SNSには被リンク量の増加によるSEO効果は存在しません。SNSからのリンクはnofollowが付くようになっているので被リンクとしてカウントされません。(English Google Webmaster Central office-hours hangout|YouTube)

ただしサイテーション効果は期待できます。サイテーション効果とは被リンクが無くてもサイト名や固有名詞が引用されることによって発生するWebサイトや記事の評価を上昇させる効果です。

間接的なSNSの効果

SNS自体からは被リンク効果は期待できませ。ただし、投稿がSNSでバズることによって信頼できるメディアなどから被リンクを貼られればページの権威性が向上が期待でき、サイテーション効果も期待できます。

また、検索順位の向上ではなく、ブログの認知度の拡大によるダイレクトなアクセスの増加や被リンク経由のアクセスも期待できます。

ブログなどwebページの検索順位の仕組み

検索エンジンはブログなどのWebページを一度訪問した上で内容を検索エンジンに登録して、ユーザーがリスクエストしたキーワードに応じてインデックスされたページの中から検索エンジンが判断した最適なページを順番に紹介しています。

ラベル検索エンジンの仕組み

Webページが表示されるまでの流れ

Webページが表示されるまでの流れ

検索エンジンにインデックスされる

そもそも検索エンジンからインデックスされなければ、検索結果に自分のブログ記事は表示されません。よって上位表示を狙う前提としてクローラーに記事が認識されているかを確認するべきです。

検索エンジンにブログの記事を認識されているか、何らかの低評価につながる要素がWebページやメディア全体に含まれていないかを調査する際に便利なのが「Search Console(サーチコンソール)」というツールです。

Search Consoleを活用することによって更新したWebページのインデックスをGoogleに申請したり、インデックス済みのページで発生している問題を確認できます。

明確な評価の仕組みは公表されていない

Googleは独自のアルゴリズムによってWebページを評価して、ユーザーが入力した検索キーワードにマッチしたページを紹介しますが、具体的にどのようなアルゴリズムでページを評価、検索結果に反映するかを公表していません。またアルゴリズムの変更も多く、2018年にGoogleが実施した検索アルゴリズムのアップデートは3,234回にものぼります。

そのため、オーソドックスなノウハウは別として、最新のSEOに関するアルゴリズムを追求するのは困難です。Googleやその関係者のSEOに関する発表や、SEOについて研究している人の考察、自身による実験などによってPDCAを回しながら現在はどのようなアルゴリズムになっているのかを推察して対策を実施します。

ブログの検索順位の調べ方

ブログの検索順位を調べたい場合は、検索順位チェックツールを使う、もしくは実際に検索するの2つの方法があります。

1.ブログに流入しているキーワードをチェックする

検索順位チェックツールを使用したり、実際に検索したりすればターゲットのキーワードでどの程度順位なのかは確認できますが、そもそもどのようなキーワードで流入しているかはこの方法ではわかりません。

キーワード別のアクセス数を調べるためにはSearch Consoleを使用して、Googleの検索エンジン経由のアクセスを確認します。ただし、Search Consoleにブログを紐づけないとキーワード別に流入数は確認できないので、気になる方はすぐに登録した方が良いでしょう。

SearchConsole検索クエリ結果

Search Consoleを見ると、どんなキーワードでサイトに流入しているか分かる

2.検索順位チェックツールを使う

検索順位を調査するツールは無料のものも含めて数多く存在します。そして目的に応じて使用するツールも微妙に異なります。検索順位チェックに使えるおすすめのツールとしては「GRC」というツールがあります。

自社と競合の検索順位の推移を確認できる「GRC」

GRC公式サイト

GRC公式サイト

GRCは検索順位チェックツールです。全部機能を使用するためにはライセンスの購入が必要ですが、無料版でもSEO対策に十分な機能が揃っています。

登録したWebサイトのキーワード順位が継続的に記録できるので、SEO対策の効果測定がしやすいツールです。また、自社サイトだけではなく競合サイトの検索順位の推移もチェックできるので競合対策にもしようできます。

他にも検索順位のアラート設定や順位の結果に考察を記入できるメモ機能などかゆいところまで手が届く機能が充実しているツールです。

3.実際に検索を行なう

実際に検索を行うことによって検索順位を調査する手法もあります。ただし、検索エンジンがユーザーの過去に閲覧履歴やcookieに合わせて微妙に検索結果を最適化されることも考えられます。よって、検索した結果が汎用的な順位なのかについては注意してください。

シークレットモードで調べる

閲覧履歴やcookieをいちいち削除するのが面倒な場合は、Chromeのシークレットモードでブラウジングする必要があります。

Googleが開発・提供しているChromeというブラウザにはシークレットモードというChromeに閲覧履歴やcookieを記録しないように閲覧する機能が組み込まれています。シークレットモードで検索順位を確認する事によって閲覧履歴やcookieに影響されていない、一般的な検索順位を確認できます。

あえて検索順位を手動で調べるメリット

競合が激しいキーワードの場合、自社サイトが数十位、そもそも数百位以内に入っていないケースもあります。よって、検索エンジンで狙っているキーワード毎に自社サイトを探すのは基本的に非効率です。

基本的に検索順位のチェックはツールを使った方が良いですが、検索エンジンを使って実際に表示されている様子を見るのは、検索結果上での実際の表示のされ方のチェック、タイトル、ディスクリプションの見直しなどには有効です。

読者が目的を達成できる記事を作成することがSEO

情報を知りたがっているのか、次の行動を取るまでに抱えている不安はなにかを理解し、ブログ記事内で提示することがSEOです。

ユーザーが読みたいと思える記事はブログへの再訪問数増加に繋がり、ページの評価を高めることに繋がります。